あなたを幸せにする食卓。

こんにちは、吉野実岐子です。

みなさん、自分を幸せにする食卓を囲んでいますか?

わたしも、そして、クライアントさんでも何人かいらっしゃるのですが、「作り手の気」に、どうしてもそのご飯に近づけなかったり、食べられなかったり、ある程度量を頂いても、お腹はいっぱいにならなかった経験があります。逆に一口いただくごとに、生き返るという言葉しかぴったり来ないような食卓も経験しています。

作り手の本音が、料理にはそのままでます。エネルギーがミックスされます。ご本人も気づいていない、心の奥底をさらったエネルギーがのっかります。

食べても食べてもお腹がすいたというお子さんのお母さんやお父さんは、本当に愛情込めて作るようにしてください。あなたが身体がある程度開いていけば、わかります。技術より愛情が、人のいのちを長らえさせも、短くしもします。「いい母であって誰かに認めてもらおう」「料理ってほんとうにめんどうくさい」「なんでこんなに忙しいの!」「人なんて信じられない!」こうしたエネルギーは、上の状態を作り出します。

そして、愛情込められる範囲の物をつくり、お惣菜を組み合わせて並べてもOKです。これは、1人暮らしの方もそうです。毎日終電続きの時に、ご飯をつくるのは大変です。もし、キュウリとキャベツの塩もみだけできるなら、野菜をゆがくことだけできるなら、そこまでで充分です。料理ができることでホッとするなぁというところで、止めるようにしながら、同時に自分のキャパを拡大していきましょう。

美味しそうに見えるご飯でも、ギョッとしたり、ウッとなる気の物は、たっくさんあります。ぜひ、虚栄心をみたしたり、承認欲求を満たす食卓ではなく、自分を幸せにする食卓を、ほんの少しずつでいい、始めてみませんか?