熱中症に気づいていますか?

こんにちは、吉野実岐子です。

八月になりました。トンボの群れに癒されながら、年々ヒグラシの数が減少していることに、胸を痛めています。

昨日ふと見てみたら、このところの、テヘラン(イラン)の気温と京都の気温が、ほぼ同じでした。イランでは、暑いから、夜にサッカーしたりするそうです。

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そんな高温の中、熱中症に気づかない人もちらほら見受けますので、簡単に熱中症についてシェアします。

まず、めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、暑いのに寒い、筋肉痛などは、熱中症のファーストステップです。セカンドステップである、力が入らない、頭痛、吐き気などは、既に病院で治療を受けましょうという状態です。(もっと知りたい方は、環境省熱中症情報をチェック!)

過去の統計をみると、午前10時頃、午後13時~14時頃に発症しやすいそうです。外出を避けた方がいい時間帯ですね。

全般に、朝晩はお味噌汁をのみ、ゆるくて風通しのいい、麻のような季節に合った薄手の服装で、大きめの日傘をもってお出かけし、外気との気温差が10度以上にならないよう、室内でも工夫すると、熱中症予防になりそうです。

経口補水液(水1Lに対し砂糖40g、塩3g、レモン汁を加えてもgood.)を枕元において寝たり、スポーツドリンク(ナトリウムを40~80mg/100ml以上含んでいるものが適当)を薄めて持ち歩くのも、軽度〜中度の熱中症からの脱却には、効果がありそうです。

注意したいのは、水だけを飲みすぎると、脱水症状を引き起こすことがあること、ずっとお家にいる時など、スポーツドリンクを飲み続けると、急性糖尿病になりうることです。

汗がサラサラでない人は、ナトリウムが汗と共に出てしまっていますので、体液のバランスが崩れやすい状態にあります。今度から、梅雨前位から、有酸素運動などをして、汗腺の働きを良くしてあげるといいでしょう。(暑熱トレーニングという名前もついています)そして、今からでも経口補水液などをのむことで、体液のバランスが整い、汗がサラサラになっていくのを、感じられるでしょう。

異常な高温が続いてますので、不要な外出は、いつもの夏の倍控えて、おうちでしずかに身体を感じながら過ごしていきましょう。

熱中症のファーストステップやセカンドステップに気づけないのって、相当身体が鈍っているサインなんですよ。