心臓の痛み

心臓に負担がかかっている自覚のない方が、多いようです。身体の前面の胸骨が終わったあたりから、臍までのラインを押してみて下さい。顔をうずめたくなる猫のお腹のような柔らかさでなく、硬くなっていませんか?中でも、臍から2cmくらい上の部分が硬いなら、かなり心臓に負担がかかっています。本当は、心臓が痛いのです。

気づけないのは、あちこちに負担がかかり過ぎていて、もうどこがどう苦しいのか痛いのかわからなくなっているからです。試しに、左の掌のほぼ中央も思い切り押してみると、やはり痛いだろうと思います。7月の本州は、梅雨というよりは雨季でした。また、亜熱帯のような暑さが日々、訪れています。心肺機能が落ちて、当然なのです。

あちこちに負担がかかり過ぎて、感覚が麻痺してしまうと、より一層、適切な対策をとれなくなります。つまり、危険に頭から突っ込んでしまいかねないのです。

ツボ押しやお腹の該当箇所を適度に温めることから始めて、ぜひ柔らかいお腹を取り戻してみましょう。小さなお子さんがいる方は、柔らかいお腹を保っていると、お子さんが顔をうずめたりクッション代わりにしたがりますから、それがお腹が柔らかいかどうかの一つの目安にもなるでしょう。ぜひ、自分の身体を思いやりを持って触って、情報を入念に収集してあげませんか?それが、自分で自分の力を引きだしていく第一歩になります。