なんにも変えずに伸びたい?

「なんにも変えずに伸びたい」これが欲です。 「なにかを失うべき」といっているのではなく「これはわたしのものだから、何にも変えたくない放したくない」は欲で、あなた自身ではありませんとお伝えしています。

欲に身をゆだねると、人は自分の限界や時間に限りがあることを、忘れます。限界や期限をリアルなものだと、感じなくなります。

もっと生きたいと寿命をのばし、管につながれて生きた心地がしなくとも、統計上の寿命はのびました。昼が長ければいいのにとネオンが増え夜がなくなり、不眠に悩む人は急増しました。

いのちは預かりもので、ときはもともと流れていたものです。どちらもそもそもあなたのものだったことなど、ありません。「わたしのものだから、何にも変えたくない放したくない」とはいえないのです。