真の変容はスムーズで軽い

本当に人が変わる時には、重い腰を上げる感じはないものです。それどころか、本人も自分の行動に驚きながら「あれ、すごく大事だと思っていたものが、急に大事じゃないとわかって…」と、砂の城に気づくような感覚で、スムーズに軽やかに行動を起こし、その習慣・もの・人脈などからすぅっと離れます。そこに、苦しみや痛みがありません。何にもがんばらないんです。

あらゆる選択が変わりますが、意識の上で「自分を変えよう」とすると、今まではABCをみていたけれど、これからはDEも見てみようといった発想になりがちです。一方、上のように変わる時には、今まで見ていたABCの内、今までちゃんと自分で吟味してAを選んでいたつもりだったけど、実は内心Bがほしいと言ってはいけないという気持ちがあったから、Bはきちんと吟味するふりだけして「ほら、自分はちゃんと選択するプロセスを経て、やっぱりAを選んだのよ」と、自分を説き伏せるような感じだったと、Bを選んだ後にするんと自覚できたりします。あっけらかんとしています。

痛みや苦しみを変化に見る方たちは、本当の変化は未経験でしょう。

台湾気分

「そう、こういうの探してた」といいたくなるフランス語の教材をみつけました。

それで、ふくれんの豆乳が好きなんですが、ケフィアは豆乳でも作れるとのことで、試してみました。ちなみに、ふくれんを知ったのは、京都在住時にお願いしていた、九州の無農薬野菜詰めあわせセットのおかげです。時々、とれたてワカメやふくれんの豆乳も一緒に買えたのです。

さて、豆乳でケフィアをつくると、ヨーグルトの雰囲気は消えて、台湾の朝の定番メニューを思い出す感じになりました。属するカテゴリーがデザートでなく、ごはんに移行した感覚です。

牛乳でつくるより堅めに仕上がるので、ちょうど炊きたてだった小豆をのせたりして、所属先をデザートにかえたりしています。

また、以前台湾の友人が色々案内してくれて頂いた、夜中でも早朝でも胃に優しかった豆乳をつかったメニューを思い出して、二日目のスープに豆乳を足して味を変えたりして、楽しんでいます。

台湾料理のレシピ本もみてみようかなと、久しぶりの方向へ触手が伸びています。何かと久しぶりの方向へ伸び伸びできている、令和二年の二月を過ごしています。

ヨガの不快をゼロに。

ヨガをしていて嫌なのは、ヘアゴムでした。きつく縛ると頭が痛くなるので、普段はシュシュを使っていますが、ヨガのような動きをしていると、頻繁に髪から落ちてしまうのです。ヘアゴムも色々試しましたが、1か月以内に切れてしまったり、頭や肩が床に近いポーズだと、邪魔になったり痛くなったりして、ヘアゴムジプシーでした。

きっと他にも同じ悩みを持つ人がいるだろうと、ヨガウェアのお店を見たら、ちゃんとSuriaがソフトヘアゴムを出してくれていました。①きつくないのに、髪がちゃんと止まる ②動いてももちろん取れたりせずしかも頭痛にならない ③切れたりする予兆が今のところない ④頭や肩が床に近いポーズでも、他のヘアゴムと比べて圧倒的に邪魔にならない と、今までの問題点をすべてクリアしていました。もちろん、普段使いもできます。

最近は、家でしかヨガをしていないため、ヨガウェア自体を着ることもなくなりましたが、ヨガスタジオやヨガの先生のところに通ったり、海外から来た創始者のWSに参加するときなど、Suriaのものは愛用させてもらっていたから、懐かしくなりました。

以前「いい」と思ったものを出してくれていたところが、今も「いい」と思えるものを出してくれていると、ほっこりします。わたしが提供しているコーチングやワークショップやFAPやこうした文章にも通じるので、背中を支えてもらった気がしました。

若さだけに支えられていませんか?

以下にみなさんが、毎日時間を使うものは、入っているでしょうか?

– Facebook 16年
– Uber 11年
– Twitter 14年
– Google 22年
– Netflix: 23年
– Amazon 26年

費やす時間は、1日の何パーセントくらいでしょうか?年数は、創業からの年数です。パーセンテージが高いほど、みなさんの毎日が、若いものに支えられていることになります。他にお持ちの物や洋服も見てみて下さい。

最新のものに囲まれていることは、若いものだけに支えられていることとイコールのこともあります。転じて、住み処である家が若い木ばかりでつくられたとしたら、どうでしょうか?せめて、100年以上続く店で買い物をしたり、三世代先も利用してそうなサービスを利用することを、生活の2割くらいは混ぜませんか?

あなたが滅ぼさずとも。

靴の色を変えてくれるサービスが、あるんですね!

さて、特に、事件や事故で人を亡くすと、置き場のない気持ちがたくさん湧いて、足場を奪われたような感覚にだってなるでしょう。

仮に交通事故ならば、加害者と被害者が明確にいます。事件はよりこんがらかりやすいので、時をずらし、同じ人が加害者で被害者にもなることがあります。

そうすると、わたしたちは加害者あるいはそう呼べそうな人を断罪したくなり、自分がいかに怒っているか主張したくなり、死者が浮かばれるようにと、たたかいたくなります。

ただ、その動きに同調する加害者も被害者もあるいは関係者も、その時、死者のことをみていないのです。死から目を背け、時に死者を盾にして自分が崩れないようにします。

あなたの選択であり、何の強制力もありませんが、もし亡くなった方に本当に安らかに眠ってほしいなら、平安を贈りたいなら、死を死者を見てください。例えば、太陽がのぼれば、どうしようもなく朝です。「いや、もうすぐ夜だ」とあがいても、太陽はどんどん高く上ります。そんな風に「望んでいなくても、今は朝だ。朝が来たのだ。次は昼が来るのだ」と理解し、解釈せず、その状況を受け入れるのです。

加害者も被害者も死者を見ることで、互いの平和が始まります。関係者全員が死をみたとき、初めて大事な人も安らかに眠れます。

あなたが加害者を滅ぼさなくても、つまりあなたが断罪せずとも、自ら罪で死んでいきます。あなたは、加害者より、死者を見てください。それが根底にあってこその、訴訟です。そうすると、裁判で物事が整理された後、あなたにも深い平安が訪れます。加害者も平和の中にあれるから、本当の意味で罪を償うことができるようになります。

ゴミを半分に。

まな板、うんと軽いものへ新調しました。台所に来て、パッと桜色が目に飛び込むのは、うれしいです。

今年は、新年の目標/決意の1つに「我が家からのゴミを半分にする」が含まれています。英語の先生が「僕もプラスチックゴミを半分にすることが、レゾリューションの1つに入ってるよ」と、話してくれました。

私がそう思ったのは12月あたりから、10リットルのゴミ袋が必要なくなってきたからです。「なかなかゴミ箱がいっぱいにならない」とゴミ出しできない日が続き、ゴミが減ったことを実感していました。自然とそうなったので、意識したら半分ぐらいにはできそうな目処が立ったのです。

全体として買い物を減らします。また、ベジブロスもはじめてみようと思っています。大体、スーパーに行くと一気にゴミが増えます。オーガニックストアで野菜が揃わなすぎて、スーパーに行っていましたが、野菜くずを冷凍しておくことで、打開策を見出せそうです。

泥のついた野菜なども、新聞紙に包んで渡してくれればいいと思います。昔は、魚屋さんも新聞紙に魚を包んでいたと聞きます。ゴミが多いと、買い物自体もめんどくさくなりますよね。小売にとってもプラスにならないと思うのですが、みなさんはどう思いますか?

気候変動時代のObento

食べ物の持ち込みOKな、特急や新幹線などで長く移動するとき、お弁当を持参します。(Obentoで海外でもかなり通じます)節約しているわけでも、お弁当作りが好きなわけでもなくて、外であまり「いのちを力づける」本物の食べ物が売られていないからです。いい成分が入っていても、その倍以上悪い成分が入っていたり、食べ物に見せること・おいしそうに見せることにしゃかりきな、自己主張の強いそれは、いのちを害するのを身体でありありと感じるので、そもそも食べ物としては認識しません。

それで、気温の変化も激しいし、温かいスープやお粥以外は外だと口に入れづらい(けがれた空間で、消化能力が落ちる)ので、今はやりのフードジャーを買うことにしました。サーモスの水筒を数年使い、いいと感じていたので、やっぱりサーモスにしました。届いてみたら、かなりの容量で驚きましたが、スプーンもついているから、急いでいてお箸などを忘れてもOKなありがたい作りです。

最近はあれもこれも可能な多機能のものが、ジャンルを問わず増えていますが、わたしは単機能に絞ってみるようにしています。「これだけは絶対担保される」を目指し「これ」に集中して選ぶ方が、結果的に「~だと思ったのに」と思うこともなく、また「あれ?これもできるの!ありがたい」となります。

例えば、約10年前に買った洗濯機についている「風乾燥機能」が、外干しゼロの今、本当に大活躍なのです。風乾燥を15分でもしてから、衣類乾燥機を使うと、乾くスピードが違います。そもそも、洗濯機から洗濯物を取り出すときに、軽くて「水分がだいぶない!」と感じられます。熱を使わないので、素材に拠りませんし、今頃になって、風乾燥機能をつけてくれたメーカーさんに感謝しています。

だから、本当に単機能のものを買おうとするのではなくて、単機能で見て他の機能がついている分にはむしろおいしいくらいなのです。求めすぎない態度で、生きてみて下さいね!

最悪の手前を想定して、スクラバー

色々新調する中、緊急避難グッズに入れている洗濯板も、より選択しやすそうなスクラバーに変えました。

(主に海外の)シャワーに難があるようなホテルに宿泊経験があったり、自分は行き先に着いたのに荷物は届かない事件を経験した人は「旅先でも使いやすそう!」と、思えるんじゃないかと思います。洗濯機を回したくない夜中、ワンピースなどちょっと大きめのものを洗濯したい時にも使えそうです。つまり、日常にも十分生き生きと根付いてくれそうなところが、わたしは気に入りました。

災害も「ここだけすごくひどい」といった局地的なものや「生活はできるけど、このエリアだけ電気が止まっている」といったじわじわ疲れるものなど、バリエーションがふえました。避難所に缶詰めとはまた違う、最悪の手前のケースを想定したときに、電気だけでもとまれば洗濯もできないわけです。

みなさんは、最悪の手前のケースを色々想定して、準備してきましたか?ちなみに、わたしは避難グッズに、リラックスできるハーブティや精油も入れています。緊急時も少しすれば、リラックスしないと、身体が持たなくなります。お子さんのいる方は、トランプやあやとりのような、かさばらないけれど遊べるグッズを入れておくのも、オススメです。

せっかくだから、より今の日常も生き生きさせてくれるアイデアに出会う機会として、緊急避難グッズをそろえてみませんか?

鮮度

わたしは醤油や酢などの瓶物は、原則として年に一度のまとめ買いで済ませています。そんなこともあって、醤油の鮮度は気になっていました。

もっとも、昨年醤油はつくったので、来年は買わなくていいか、少量買えばいい状態に入れます。ただ、できあがりを待っている醤油は、その後状態を変えることで味を選べるのです。火入れも濾過もしない生揚(きあげ)醤油/濾過だけして火入れはしない生(なま)醤油/濾過も火入れもする生(き)醤油の3種類を、楽しめるのです。自分でつくるからこそ、市場に簡単に出回らない味や香りを楽しめます。

酵母菌などの微生物が生きたまま常温で流通がNGなため、醤油だけでなく塩麹なども、売られているものはそれ以上発酵しないようになって、その分恩恵も少なくなっています。しかし、自分でつくれば、ある程度その恩恵にあやかれます。

ただ、特に生揚醤油は、夏に産膜酵母といわれる白カビ(人体に害なし)が発生しますし、一度にたくさん作るからやはりすべてを生(なま)誌醤油や生揚醤油でいただくことはできません。だから、やはりなるべく空気にふれないといいなと思っていたら、この醤油さしに出会えました。

食べ物のほうは真空保存で鮮度を保てるので(賞味期限を伸ばせるので)、これで時間がある時の作り置きがさらに機能します。

鮮度が保たれた方がおいしいし、より健やかでいやすいと思います。せっかくいのちを頂いているのだから、そのいのちを大事に扱っていける工夫を、また見つけられたらいいなぁと思っています。

気まぐれバルサミコ酢

スーパーで生産者名のところに「山野整理事業」と貼られたいちじくを見つけたのが、今年の秋。推測するに伐採等したら、いちじくもなってたから、ついでに売っちゃおうな感じかな、と。市価の1/2〜1/3の値段でした。

そして冬、その冷凍バージョンを見つけました。いちじくは好きだけど、さすがに食べきれるか心配になる量が、1,000円でした。しかし、冬だからガスの前はあたたかくてよく、保存食作りに向いているため、ほくほくしながら買いました。

昨年と今年に入ってと、二回に分けてつくり、いつものように甘みの種類をかえたりして、遊びましたが、二回目に閃いていれたバルサミコ酢が、おいしかったんです。(冬なので身体を温めるシナモンも入れ、レモン汁の代わりに大量に売られていた無農薬の柚子を絞りました)これから、いちじくジャムを作るときは、バルサミコ酢を加えるのが、定番になりそうです。

そして、江戸期には高級で薬として医師も用いた砂糖が苦手なので、砂糖も甘味料もつかわない保存食をつくりたいなと思っていたら、江戸期には今の砂糖のポジションに麹がいたことを知りました。例えば、いちご+麹でジャムを作れるそうです。

さらには、黒麹を使えばピクルスを作れるそうで、酢大好きのわたしにはピッタリです。色んな実験が、今から楽しみです!

焦る→選択肢増やそう

どこでもガンガン動けて、昏々と眠ることがない状態を目指して、都市部(辺境でないところすべて)で運動したり薬を飲んだりしながら、焦っていませんか?この焦りは、あなたがあなたのいる現実を「選択肢がない」とみていることからも、来ています。

ライフスタイルは無数にあるのに「東京でしか生きていけない」「飛行機に格安で乗れるこの会社でしか働けない」、そんな風に思い込んで「ここでしか生きていけないのだから、ここに順応しなければ」と焦ってしまうのです。

そう言われるとさらに「情報の探し方がまずいのかも」なんて、考えを展開していませんか?そうして、情報を追い求める練習ばかりして、やっぱり焦っていませんか?

そもそもが狂っているのです。そもそも、どこでも動ける生物は存在しえないし、ライフスタイルは無数にあるし、幸せとは誰かに判定されたりそうなる条件を知るものでなく実際に感じるものだし、情報ハンターになる練習より空間や情報や人の質を感じられる身体を養う練習が、人を人足らしめます。

空間や情報や人の質を感じられる身体をつくれていない人間社会だから、物質を最重要視し、「食べたいと思ったら、飛行機で日帰りしてでも食べに行きます」が行動力として認識されるまでに、人類は堕落したのです。

この世のすべてに限界があるのだから「とにかく運動するのはいいことだ」のような、万能な解などなく、必ず「こうした場合に限り」という条件がつくに決まっているのです。それすらわからないほど、傷ついてしまいましたか?

大便をリ・デザイン

大便の1/3が食べかす、1/3は新陳代謝で剥がれた腸粘膜、1/3は腸内細菌だそうです。大便1gに1兆近い細菌がいるなんて、ひとりぼっちで生きてるつもりのみなさん、目が覚めました?

ちなみに、地球の重さの内、1/3が水、1/3が土、1/3が微生物だそうで、大便と類似性があり「わたしたちはほんとに地球の一部なんだなっ!」という感じがしませんか?

大腸は、人体図で見ると上行結腸と下行結腸が同じ長さに見えたり、直腸がうんと短く見えたりしますが、実際には大腸の半分以上が「S字結腸40cm+直腸40㎝/大腸全体150cm」で占められているそうで、驚きました。便が固形になるのはS字結腸に入ってからで、横行結腸ではパンをこねるような動きがされているようです。トイレに行くのを我慢したりして、こういう動きを邪魔しないであげたいですよね!

ざっくり書くと、認知症の状態にある方と自閉症の状態にある方の腸内細菌を調べると、悪玉菌が多いことが分かっています。また、腸内細菌の中にはエストロゲンを創り出すものがあることから、腸の状態と乳がんの関連なども解明され始めています。アレルギーと腸の状態の関連なども、以前から指摘されてきました。

毎日の大人の理想は「バナナ数本分×草食動物のような薄めの色や明るい色の大便」だそうです。わたしたちは、生まれた瞬間には善玉菌をもっておらず、授乳後に善玉菌を持ち始め、また自然分娩時に産道で赤ちゃんが飲み込む母親の細菌も、免疫力となっていくそうです。何事も自然であれば、理にかなうことが知らず知らず含まれていきます。

腸内環境をよくしながら、そのためにきちんと自分のお尻から出てくるお手紙をよみ、地球環境との相似関係を感じて、大便をリ・デザインしましょう。

それは即ち、地球環境もよりよくなるよう、リ・デザインされた行動をはじめるということですね!無論、ライフデザインにも反映されていきます。

食べ物だと、信じる?

立春の単発コーチング、お申込みは明日までです。

さて、実際のところ、皆さんのほとんどが食べ物だと「信じる」ものすなわち、食べものだと「認識しているか」によらずとにかく「信じている」ものを、私は食べ物だと「認識していない」ですし、それでもそれは食べ物だと「信じよう」とはしません。

世の中には、教祖不明の教義不明の「宗教」がたくさんあって、食べ物に対する姿勢もその一つです。

食べ物だと感じられないからこそ、食べ物だと「信じよう」と言う動きが生まれてしまうし、だからこそ「信じられない(疑い)」と、様々な分析をしたくなるのです。

食べものはそもそも「信じる」対象ではありません。まずは、この場所に戻ってくれると、幸せや健康がもう少し身近に感じられてくるだろうと思います。