神経系にやさしく!

これでパジャマ・ジプシーから抜けました。おはようございます。吉野実岐子です。

身体をどこかにぶつけたりしたら、思わずその部分を掌でさすりませんか?これはとても大切なことで、神経の再生を促していると言われます。

他にも、運動不足だと、神経系が働きづらく筋肉が伸び縮みしづらい状態になっています。だから、運動不足の人が急にたくさん運動すると、全身が突っ張ったようになったり、あちこち凝ったりします。神経系の興奮がなかなかおさまらず、寝つきが悪くなったりもします。

その興奮を「体力UP」のように誤認する、危険な状態にある方もお見受けします。みなさんお子さんもご自身もさすって、神経系にやさしい生き方を再選択なさってみてくださいね。

パフォーマンスの問題。

こうやって見ると、加賀100万石はインパクトあるなぁと思いました。

親が、子供よりスポーツ/芸事/勉強のほうにより情熱を向けていると、そのズレが子供のパフォーマンスの問題として現れます。上司が、部下より仕事内容により情熱を向けていると、そのズレが部下のパフォーマンスの問題として現れます。

子供/部下が「楽しめればいい」「このコンペだけとれればいい」と思っているのに、親/上司が「オリンピックでメダル」「業界全体に新しい風を吹かせる」のように、子供/部下と親/上司の目標が不一致だと、子供/部下は、本人も当然できるだろうと思っていたことができなくなったりします。

ちなみに、競争を不健全に捉える人は「楽しめればいい」より「オリンピックでメダル」や「このコンペだけとれればいい」より「業界全体に新しい風を吹かせる」方が、優れていると発想しますが、それも不健全の延長線にあります。

親/上司は、子供/部下の目標をきちんと知り、その目標に沿って関わっていく必要があります。すると初めて、子供/部下は気持ちに余裕ができて、いつも緊張している状態から抜けられるので、当然できるはずだったパフォーマンスがなされていくようになります。

それだと、刑務官。

街道から、江戸時代以前をみるのも、面白いですね!おはようございます。吉野実岐子です。

お子さんをあまり触らない方がいらっしゃいます。言葉で言い含めたり、語尾をどうするかにこだわって、お子さんに伝えているのですが、その時触れないのです。「おかえりなさい」と「なさい」をつけるより、「おかえり!」と言ってほっぺたむぎゅうとする方が、ずっと大事な「ぜひ、したいこと」ですが、そっちに行かないのです。

もちろん、虐待等を受けていたことから、触る/触られるが苦手なケースはあるのですが、今回は「なぜできないか」ではなく、それがどんなインパクトを生むかについてお話します。みなさん、絶対に相手に触らないで、人と意志疎通をはかる職業をご存知ですか?刑事施設で働く、刑務官です。親切心であれ、触ってはいけないのです。刑務官と全く同じ振舞いをして、そうされたお子さんはどんなインパクトを受けるでしょうか?

まさに、牢屋にでも閉じ込められたかのような緊張感を孕んでいくことになります。親が子供に触らない家庭では、必ず子供が高い緊張を孕んでいます。刑務官を同じ振舞いを、子供に対して続けるのか、再考なさって、再選択なさってみてくださいね。

ちなみに、上述のような方(親側)は、語彙のこまやかさにたよったり、文体に気を遣うといった「形」には目が行くのですが、言葉に乗るエネルギーは見落とされていて、何事にも中身の伴わない結果ばかり、得られていく傾向があります。欲しかった資格は取れたけど、思い出したくもないようなつらい時間だったとか、そんな感じです。

競争は悪くない。

競争の語源は「共に探求する」です。競争を健やかに捉える人たちは、競争相手をどう捉えているでしょうか?競争相手は、卓越した領域を開拓していけるパートナーとみなしています。そうして、あくまでも自分に集中していくので、いいパフォーマンスも引き出されていきます。

大人が競争を不健全にしか捉えられていないと、子供から競争を奪うことになります。さらには、競争のせいにするという「人のせいにすればいい」態度がまかり通ることから、子供たちは何を学ぶと思いますか?大人が競争を健やかに捉えられることが、子供に安全を用意していく展開を生みます。

負けず嫌い。

真に負けず嫌いな人は、負けることを受け入れられます。負けることを不快に感じつつも、負けることを視野に入れておけるのです。オリンピック代表選手をみれば、一目瞭然でしょう。

しかし「負けず嫌いだから、負けを受けいれられない」という方もいます。そういう方は、昨日記したように、自分への要求度が非現実的に高く、自分に怒り続けられる仕組みをキープしています。

では、自分に怒り続けるメリットとは何でしょうか? 結論だけ言うと、それは親との(不健全な)つながりをキープできることです。

ちなみに、真に負けず嫌いなら、成功の道のりに失敗があることも、理解できます。だから、失敗しても、むしろ周りの方が大騒ぎし、ご本人はいたって冷静だったりします。

毎回失敗するのは、完璧主義だから。

より大事なのは、避けることのできないミスや失敗と、どのように関係をつくっていくかです。しかし、完璧主義だと、この現実にうまく適応できません。

「自分への要求が、非現実的なレベルで高い」とは、認識していないのです。そうすると、気持ちの面で「可能だったはずなのに、できなかった→失敗した」と反応し、自分に怒りがわいて、落ち込んだり、虚脱します。自分で自分の元気を奪っているのです。

もちろん、そんな風に怒りに乗っ取られていては、盲目になります。起きたことの肯定的な側面を、見逃します。「試合は負けたけど、サーブの打ち方はぐんとよくなった」のように事実をとらえられません。「試合に負けたのだから、サーブの打ち方だってひどいはずだ」と推測し、目の前の事実を見逃します。

そうすると、客観的にみて失敗でない場面も、その人の中では失敗となり、毎回失敗するという自己認識になっていくのです。

きれいな死に方。

揉め事とセットの相続税・秘密・大変な思いで遺品整理させるといったことは、遺さないようにしましょう。「昔はああだった」とぶつくさ言う姿や、ステテコで過ごすようなだらしなさ、顔がかわるほど病に苦しむ姿も、遺さないようにするのです。

正々堂々、清々しく健やかに灯火が消えるように亡くなる姿は、あなたの後にのこる者たちに、明るさを残します。美しい亡くなり方は、残された者の生き方を変えるでしょう。

彼らが老年期に入ったら、そんなあなたの姿は、希望として思い出され、彼らを力づけるでしょう。きれいな死に方には、それだけの力があります。

梅雨は気が滅入る?

肺を潤したいので、気温の高い日はビワを頂いています。おはようございます。吉野実岐子です。

梅雨になると気が滅入りやすくなる方は、同時に胃に不調をおぼえていらっしゃるだろうと思います。緊張して胃が痛くなったり、ホッとしたらごはんをモリモリ食べられたり、わたしたちの感情(主に最近感じた気持ち)と胃は、連動します。

そういう方も、まだ不調は感じていない方も、梅雨時は胃を温めるものを頂くようにしましょう。まずは、サラダより温野菜、白米よりお粥、冷製スープよりあったかいお味噌汁、冷やし中華よりラーメンです。さらには、昔ながらの梅干しや発酵食品にも支えてもらえば、バッチリですね。

「気が滅入るなぁ」「落ち込みやすいなぁ」「何だかやる気が出ないなぁ」という方は、胃に痛みが出るまで強烈にひどくはなくとも、消化器系が弱っていることが考えられます。「すぐに気持ちを切り替えるには?」と発想したり、いつもやる気のある人を真似したりする前に、胃を温めて(冷やさない)食生活を続けてみましょう。そうすると、事態をよりややこしくして、本格的な不調のドミノ倒しに入っていくことを、防いでいけるでしょう。

あんまりしょっぱい梅干しなどは、腎臓の負担になってしまいますので、そういうときは、半分にしたり、お湯をかけて塩抜きするなど、工夫してみて下さいね。そういえば、むかしの鮭はしょっぱかったですよね?わたしはいつも、何度も何度も塩抜きしてからでないと、頂けませんでした(笑)

肝腎かなめ。

平性のそら豆は、二日酔いの改善にもいいそうですよ。おはようございます。吉野実岐子です。

高湿度になってくると、わたしたちがやりづらくなることは何でしょうか?そう、汗をかくことです。湿度が100%以上になることはないため、当然ですよね?

そうなると、わたしたちは、余分な水分を尿として出す他なくなります。そうなると、腎臓や膀胱への負担が増えるのです。つまり、余分な水分を外に出しやすくなる食材を取ってあげるといいのです。肝腎かなめの「腎」ですから、重要です。ここから先は、イメージ重視で書いていきますね。

ところで、床に水をこぼしたら、みなさん濡れたタオルと乾いたタオル、どちらで拭くでしょうか?もちろん、乾いたタオルですよね?つまり、体内の余分な水を拭い去るには、乾物なんです。大根より切り干し大根、生椎茸より干ししいたけ、塩漬けワカメより乾燥ワカメ、こんな感じです。乾物だと保管も楽て、高湿度の時季にはぴったりですね。わたしも、春につくった乾燥人参を、今の時期に頂いておこうと思っています。

ちなみに、肝腎かなめの「肝」である肝臓は、温めるとある程度、機能が回復することで知られています。こちらが気になる方は、温度の下がった日、寝る前には肝臓の上に湯たんぽでものせておくようにしましょう。健康に向かって、明るく生きていきましょう!

色々できる→素直に謝る

役割に勤しみ、サバイバルしてきたアダルトチルドレンの人たちは、とにかくできることを増やすことを過大評価します。

そうすると、例えるなら、いろいろできすぎて、逆に使いづらいと判断され、転職に失敗するような人になります。経験や実績も含め、これだけできることを増やしてきたのになぜ?と理解に苦しむかもしれません。

しかし、あれもこれもできる必要なんて全くないのです。いろんな役割にうまく自分を当てはめるカメレオンは、必ず鼻高々になります。そして、簡単にいうと、心から謝ることができない人になります。カメレオン人生が、そこまで自分を追いやってしまったのです。

あれこれできる人よりも、心から素直に謝れる人を、人は自然と尊敬します。心から素直に謝れる人は、結果的に尊厳を守られる人生を送ります。あれこれできる人の周囲には、うまいこと得しようとする人ばかりが集まって、何が起きれば、蜘蛛の子を散らしたように去っていきます。

できることを増やして価値を上げようとするほど、あなたは人間の属する文脈ではなく、物の属する文脈の住人になります。人に心から素直に謝れない人は、どんなにいろいろできたとしても、敬遠されるのです。

アダルトチルドレンの皆さんは、特に30代後半以降は、心して「心から素直に惜しみなく謝れる人」を目指してください。そうでないと、まずは(以前メルマガでお伝えした)「中年の危機」を味わうことになるでしょう。

空間の良し悪し

何年ぶりだろう…うるいを頂きました。おはようございます。吉野実岐子です。

空間の良し悪しという尺度(便宜上、こうお伝えします)は、とても大切です。みなさんも、同じ住所の土地や建物でも、雲が低く垂れ込め黄砂が到来しpm2.5も3桁に届きそうな高湿度の空間を、台風一過の秋晴れの日の空間と、同一視はしていないでしょう?

雲が低く垂れ込め黄砂が到来しpm2.5も3桁に届きそうな高湿度の空間の日、虫や鳥の行動はおかしくなります。いつもなら夜は巣に帰っている鳥が、夜半に田んぼで餌をつついていたり、玄関あけて外にでたら足元にクワガタがいたり、燕の飛び方が少々酩酊状態になります。

同日、人間も不機嫌になり、通勤電車内が不穏な空気になって、社内で理不尽に怒る人が増えたり、家庭内で暗い顔の人が増えたり、学校で不安そうにする子が増えていることを、明確に認識していますか?

昔より過呼吸やパニック障害やヘルニアが増えていることが、空間の良し悪しと関連していることを、そろそろ自覚しましょう。空間の良し悪しを過小評価し、何でも心理面のこととする態度は、ご先祖様という生物学的にみてまちがいなく存在するものは押し退け、存在しない前世にはよりかかる態度と、同じです。

宗教をおそれる人。

宗教法人ならば、第三者が見ても宗教ですが、宗教法人でないものも、自分次第で宗教にしてしまえます。代表例がお金でしょうか? お金をマスターにして生きている人たちだらけのこの世です。

面白いことに、宗教を恐れる人は考え方が、とても宗教的です。変えられるものと変えられないものも区別できぬまま、変えられないものを変えようとして、その辛苦はいつか報酬をもたらすと信じてしまえます。非科学的でいつも何かにすがっているのです。すがるに値するものかどうかのジャッジだけはとても厳しく、上から目線でその様は、まるで何かのマスターのようです。

自分がすがれると思ったものが、そうでなかったと知ると、そもそも自分から選んだ事実は蹴っ飛ばし、すがれるはずだったものに対し、非常に手厳しくなります。

ジャッジするか/すがりつくか。宗教をおそれる人がやっていることはこの2つで、そのプロセスが科学的であることがないのです。例えば、病気で困っているとして、その病気に関する論文を徹底的に調べたりしません。しかし、同じ病気で困っている人達のコミュニティには属します。

つまり、自分では思考せず、専門家を手厳しくふるいにかけるか、同じ悩みを持つ人にすがるかで、事態はずっと膠着状態です。もちろん、宗教の歴史について調べたりもしません。よって、宗教に帰依する人を尊重もできません。

ジャッジするか/すがるかという思考停止の自己中心的な位置で、随分周りに迷惑をかけているのに、自覚の余地もない様は、まさに宗教をはじめとする信念体系にどっぷりな人のそれです。

極論をいえば、古くから続き文化として各地に根付くような宗教に帰依している方の方が、ずっと風通しがよく、あるレベルにおいてまでは、健やかであるほどです。それは限定的な意味合いでは、責任をとって生きているからです。

宗教をおそれれば、まるで胎児に戻ったかのごとく、無責任であるという利得が満たされるのは、言うまでもありません。そして、ジャッジ or すがる を繰り返す日常は、必ずストレス過多になります。

体内除湿

今年は本当にあじさいの開花が早いですね。おはようございます。吉野実岐子です。

湿度が上がってきた今、エアコンの除湿機能や除湿機を使う方は多いと思います。つまり、体外の除湿はされると思います。

しかし、特に湿度が苦手な方にとっては、体内の除湿も重要です。湿度が苦手なお子さんなどは、この時期怒りだすと止まらなかったり、いつまでもぐずぐず泣いたりした形で、体内の不快感を表すことがあります。そんなお子さんをお持ちの方も、今からお伝えすることを、ぜひ参考になさってください。

この両親だけでなく祖父母まで見たときに、湿度が苦手な方がいらっしゃるなら、気づいてないだけで皆さんのお子さんには、湿度が苦手な子が含まれているでしょう。

体内の除湿は、主にお食事でおこないます。真夏でない今は、冷蔵庫で冷えている麦茶など、明らかに内臓を冷やすものは避けましょう。とはいえ、冷奴のような冷えているものが、食卓に上りやすくなってくると思います。

そこで、胃腸を温めながら、体内の除湿を行なっていくことが、体調改善につながります。小さな子供の場合は、機嫌が良くなるでしょう。

簡単に言うと、胃腸を温めるものは香辛料や薬味です。そして体内を除湿するのは、豆類です。まずこのことだけ覚えておいて、このジャンルの中で皆さんが自然と惹かれるものを、食卓に並べていくと良いでしょう。

感情的な人は、何事も心理面のことだと捉えては、物事を複雑にしてしまいます。しかし、特に子供は身体の状態で、気持ちのあり方もうんと変わります。体外だけでなく体内の除湿もしてあげることで、ご家族みんなのストレスを減らせるでしょう。