書きたくない作品を書き続ける作家

最近は、このめんつゆを使っています。 一昨日の続きです。

さて、何かができないと苦しんだり、何らかの弱みを抱えて焦るとき、何を許し何に挑戦する必要があるのでしょうか? そう聞かれて、ハッとした方もいらっしゃると思います。

何かができないと苦しんだり、何らかの弱みを抱えて焦ることで、何かを先延ばしできていたと自覚するからです。引き延ばしの見返りは、何だったのでしょうか? それは、社会的に機能不全であれることです。

これは、他者から見てどうこうではなく、あくまでも、あなた自身の理想と比べた上での機能不全です。例えば、作家として登壇するけれど、書きたい作品より書ける作品に身を費やす名ばかりの作家だと、自分を見ているような状態は、上記に挙げた社会的な機能不全と言えるでしょう。 心ある道(上の例でいうなら、書きたい作品を書く道)に、戻りませんか?

初出:2018/03/12【 清 ら か に 】 *最新号はこちらから