権力と自分の身体についてコントロールすること

田舎に住んでいると、図書館のサービスもそのネットワークの小ささからあてにできず(「他館にもないため、取り寄せ不可」だらけ)、大型書店も地方の中核都市であっても東京のそれとは大違いであるため、kindleでサンプルを読めるサービスが、助けになります。

そんな風にして、目を通した『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』に、サンプル部分だけでも重要なことが載っていたので、シェアしたさます。

(1)セクシュアリティは、身体、感情的な愛着と愛、セックス、ジェンダー、ジェンダーアイデンティティ、性的指向、性的親密さ、快楽と生殖についての理解と、これらの関係性を含む、人間であることの中核として理解される可能性がある。

(2)セクシュアリティは、権力(パワー)と結びついており、権力の根本的な境界線は、自分の身体についてコントロールすることの可能性である。

日本において、あるいは多くの職場環境や学校教育において、セクシュアリティは人間であることの辺縁に位置付けられていることが多く、そこには恥や罪悪感が強く結びつけられています。また、パワーと自分の身体の関係に至っては、身体を扱う医師・マッサージ師・鍼灸師・整体師・理学療法士・体育教師などに至っても、一切理解されていないに等しいでしょう。

セクシュアリティは「人間であることの中核」として理解されるべきものであることは、あらゆる虐待の中でもっともその人を殺すのが性的虐待であり、身体的な意味での性的虐待を受けていない人でも、きわめて多くの人が性的トラウマを持つことからも、クリアです。

親密さに同意 ≠ 性的に同意

こちらの動画がわかりやすいと思いますが、日本だと「ステディな関係かどうか」は確認するケースは多いでしょう。そして、ステディになってしまうと「だから、性的同意は取らない」と言う態度も、多くみられるでしょう。付き合ってからの不満が、可視化されづらいことにつながってきたでしょう。

一方、ヨーロッパでは私の知る限り「手を繋いでいい?」など、細かな性的同意は取ります。階段を上がるように、必ず性的同意の確認が繰り返されます。一方で「だからステディだよね」とはなりません。だから「あれ?ステディな関係なのかな?」と言う疑問が、比較的残りやすいでしょう。

日本だと年代にもよりますが、恋人にするような感じでビジネス相手がハグしてくるような、びっくりなことがまだまだあります。ハグは親密な相手にもするけれど、その仕方によって性的なニュアンスも入ってきますし、他のことも同様です。

まずは、それらが「いちいち毎回同意を取るべきこと」という認識を持ち「親密さには同意しても、性的には同意していない」ときちんと伝え合えるような関係づくりを目指すと、親密さへの恐れ自体が減りやすい方も多いと思います。

メイクや服についての勘違い

メイクや服について、まだよく見かける勘違いは「自分の好きなものを身につけてしまう」「自分が美しいと思うものを選んでしまう」です。これだと、ジャッジしているだけです。自分とメイク用品や服の間に距離があって、関係性を育くもうとはしていない姿勢です。

メイクや服を選んだり身につけるときには「自分を好きにさせてくれるものを身につける」「自分を美しくしてくれるものを選ぶ」必要があります。これは、自分とメイク用品や服の間で、関係性を育もうという前向きな姿勢です。

例えば、黄味の強い肌の人が、青みがかったスモーキーなローズピンクのアイシャドウを「これかわいい」「これ好き」と品評したとしても、実際にそれを自分の肌にのせれば、その色に黄を混ぜた色として発色しますから、当然濁ります。青みがかった肌の人が、ミカン色のシャツを着れば、同様に不調和を生むだけです。

メイクや服の美しさは、あくまでもあなたとメイク用品や服との間の関係性が生みます。そこに調和があるなら、あなたはそれを身につけたり塗ることで、美しくなります。その関係性が不調和なら、あなたはそれを身につけたり塗ることで、より自分をバラバラにするような悪目立ちするパーツを生み出し、濁ります。

ひけている腰をぐっと前に入れて、関係性の中の美を捉えていけると、あなたのいる環境とあなた自身との間の不調和からも、抜けられるでしょう。

違いを認めない集団ほど、恥が強い

恥が外から植え付けられる際は「あんたなんか生まなければよかった」「また女の子だ。男の子がよかったのに、女の子はもういらないのに」「男のくせに泣くのやめなさい!」「そんな大声を出して、みんなが見てるよ」「(事実ではないこととして)あなたは橋の下から拾ってきたの」「女のくせに、気も利かないんだから」といった、セリフが吐かれやすいでしょう。

それだけでなく、楽しそうに身体を動かしているときに「みっともない」と吐き捨てられたり、やっとできたときに「たった1回しかできてないじゃない」と水を差されたり、がんばった服装に「変~」と言われることでも、十分恥は植え付けられます。

ここまで読んで、ハッとした方も、多かったのではないでしょうか?

恥は、集団への帰属意識と深く関連します。違いを認めない集団ほど、恥という感覚は強くなるから、いわば「恥ずかしくて死んでしまいたい」と、切腹してしまうのが、過去の日本でした。恥が強くある文化ほど、辱めに報復するし「こうあらないと」「こうすべき」も強くなります。集団としてまとまりやすくはなっても、個人のありようも非常に深いところから強く縛ります。

そして、自分は恥だという感覚が強いほど、助けてといえなくなります。これは、意志の力の及ばない領域で、非常に強くかかるブレーキなので「苦しい時は苦しいというんだよ」「助けてというのがリーダーシップだよ」などと言われて、変わるものではありません。むしろ、そういわれると「はぁ?」という感じの領域です。

関係性のアップデート

親子やご夫婦であるいはパートナーがいる状態で、片方だけコーチングを受けていると、その方だけどんどん自由になります。

そうすると、相手が攻撃してきたり、足を引っ張ってくるようになったりします。これは原則として、それまで「うまくいっている」と思っていた2人の関係が、実は対等な関係でなかったことを表します。

対等であれば、自由になっていく様は喜ばしいし、ただ嬉しいものです。だから、実は支配関係にあったのです。支配していた相手を支配できなくなったから、攻撃します。自分より下だと思っていた相手がうまくいっているから、嫉妬します。

この場合、抜けていたのは関係性のアップデートです。支配されていた方(コーチングを受けている方)は、自分が下/弱いといったセルフイメージを捨てることです。具体的な方法は、コーチングでお伝えします。

夫/妻や恋人に、性的な関係を拒まれる(二)

昨日の続きです。夫/妻や恋人に、性的な関係を拒否されるなら、コミュニケーション・レベルで次に試したいのは「今の自分/相手の限界を尊重する」ことです。

相手から「愛しているけれど、どうしても性的な関係は…」と言われたら、現時点での相手の限界はそこだときちんと尊重しましょう。「そうはいっても、本当は…」と邪推したり、「以前はこうだったのに」と恨みがましくなるのではなく、相手を信じられる自分でいられるくらい、自分自身をちゃんと普段から愛し、尊重していくことです。

同時に、相手の限界は変わることがあります。もしも、言えるなら「愛しているけれど、どうしても性的な関係…。自分の課題が〇〇だと分かって、ゆっくりと取り組んでいるところだから、よかったら見守ってほしい」と伝えてみましょう。そうすると、相手も「本当に自分のことを愛していて、でもそれとは関係ない別の要因で、痛みを抱えて、それと向き合うと大事なプロセスを踏んでいるんだ。愛する人のそういう姿を見守れるなんて、なんてかけがえのない時間なのだろう」と、思いをあなたの追い風になる場所に、置きやすくなります。

もちろん「そうは言われても、受け入れられない」と感じるなら、まずは、今のその自分の限界を尊重するところから始めましょう。「今の自分はそうなんだな」と、ただ受け止めて、内なる旅を始めると希望への近道がひらけるでしょう。

夫/妻や恋人に、性的な関係を拒まれる(一)

夫/妻や恋人に、性的な関係を拒まれるとき、コミュニケーション・レベルで試したいのは「何の期待もせず、こうしたいと伝える」ことです。

性的な関係を拒否されるとき、あなたは生活の他の面でも、相手に要求がましく振る舞っている可能性があります。高い要求を突き付けられれば、当然そうされた方は圧力を感じます。

圧力をかけてくる相手の前で、無防備になれないのは健全ですし、そういう人を選んだ自分自身に疑問を持ち、自分の生き方を見直し始めるのが、ふつうでしょう。

もちろん、夫/妻や恋人間で「高い要求を突き付けてくる相手を征服したい」と思うから、相手に性的な関係を求める場合もあります。高い要求を突きつけ、緊張を高めてくる相手を「コントロールしたい」と思い始めるのです。そうすると余計に、相手を無意識にでも誘惑し始めてしまうことは、先日書いた通りです。

性的でなくても、パートナーシップにおいて、要求がましくないあなたを感じれば、相手は心をひらきやすくなります。

明日に続きます。

お金があったときは、セックスもうまくいった?

真に自分のパワーとつながらないでいると「資産がこんなにある」「こんなに稼いでいる」「こんなに物を持っている」といったことを、自分のパワーだと錯覚します。物を捨てられない人だけでなく、気に入ったものは複数買わないと気が済まなかったり、コレクション好きの方や自分では物が少ないつもりの方も、ここに該当します。

この偽のパワーは、当然、人生の一領域である性的なことにも影響します。だから「お金が無くなったら、セックスもうまくいかなくなっちゃった」「お金に恵まれるようになったら、セックスがうまくいくようになった」という展開も起きます。「だからお金が大事なんだ」と来た道を戻るのでは、発展がありません。いつまでも、フェイクに頼っていては、あなたの人生もフェイクのまま終わりを迎えることになります。それでいいですか?

この段階では、「所有する/Having」と「存在する/Being」をしっかり区別しきる学びをしきるチャンスに恵まれています。何も持っていなくても、何か持っていても、それはあなたという存在のかけがえのなさとは別のことだと、しっかり受け取り切りましょう。今、あなたはそれをとてもやりやすい段階にきているのです。どんな段階にも、必ず恵みはあります。

【開催概要】晩秋のオンラインWS「セクシュアリティ」

セクシュアリティ(性)と聞くと、逃げ腰になりうやむやにしたがる方が多いでしょう。母親という役目に逃げてみたり、自分に高い規律を課しそこに隠れたり、嫉妬など余計なものをつけて混乱を深めたり友達にも話さない「ごく普通の」大人は、あなたかもしれません。

隠し続けたことはやがて強迫観念となり、あなたが紡ぐ関係姓を脅かします。セクシュアリティという、もっとも尊重されるべき神聖とも呼べるわたしたちの側面が、厄介で汚いものであるかのように扱われ、その様子を子供たちが真似していく様は、未来を仄暗くしませんか?

例えば、セクシュアルであることと官能的であることは、全く別です。子供が性に関心をもつ健全さが、歪められた形で現れるなら、それは大人の課題が如実に表現されています。セックスしなければならないわけでも、セクシュアルだからモテるわけでもありません。死を考える絶望が、色気として表れることもあります。色っぽいからセクハラされるわけではなく、セックスとは、奪ったり自分を証明するものではありません。与え続けて、自分の器を大きくする側面を持ちます。

他にも多々ありますが、今回はこれらすべてを網羅するスキームを用意し、いくつかの本質的な変容を促すワークを経験して頂いて、まずはご自身のセクシュアリティ/パートナーのセクシュアリティに対する誤解から、あなたを自由にします。その上で、セクシュアリティを健やかに使うことで、人生全体に正の影響を与え、さらなる豊かさを生きられるよう、サポートしていくワーショップをご用意しました。

上述した「色々」の一部は、これからブログでも書いていきますので、ご一読頂いて、ご自身の内を解したり、受け取って頂けたら幸いです。

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晩秋のオンライン・ワークショップ「セクシュアリティ」

■ 場 所:スカイプ上(有線LAN接続 推奨)
■ 日 時:~11月中でしたら、別日程もOK~

- 11月26日(月)午後7:30~9:30
- 11月27日(火)午後0:00~2:00
- 11月28日(木)午後1:00~3:00
- 11月30日(金)午後8:00~10:00

■ 対 象: ~以下、ひとつでも当てはまる方~
□ 恋愛するのは気が重い
□ これまでに、セクハラにあったことがある
□ 無自覚にセクハラしたことがある
□ 異性が怖いから、つい誘惑してしまう
□ パートナーとの間に性の不一致を感じ、戸惑う
□ 「与えると自分の器が広がる」を理解したい
□ 親密でも性的ない関係を、理解できない
□ 性的な関係になることを恐れ、親密になれない
□ 何であれ、他者を喜ばせると、怒りが湧く
□ 今のパートナーに、惹かれるのに萎える
□ 自分から触るのはいいけど、触られるのは嫌
□ 触られるのはいいけど、自分から触るのは嫌
□ 自分の人生を創造できるようになりたい
□ なぜ男性/女性がこわいのか、理由を知りたい
□ 性的/官能的を、区別できるようになりたい
□ 性について、子供に健全に伝えたい
□ 自分の気持ち/感覚を捉えるのが、難しい
□ パートナーを思うと、恨めしい文句が出る
□ コンドームなしでセックスしたい
□ 「あの女/男、ここがよかったな」と思い出す
□ 関係が始まる前に、異性が遠ざかってしまう
□ 不倫や三角関係を経験したことがある
□ オーガズムを感じない/感じさせない
□ 自分/パートナーが、浮気中だ
□ 家庭内で親の「代わり」をしていた
□ 異性の親から、不当に扱われた記憶がある
□ パートナーの不貞に、なぜかうれしくなった
□ パートナーが新しい人の下に行き、ホッとした

■ 定 員:各2名
■ 参加費:12,000円
■ 〆 切:11月25日(日)夜21:00

▼ お申し込み:https://ws.formzu.net/dist/S86985973/
※ 別日程をご希望の方は、早めにお申し込み下さい

~ ご協力お願い申し上げます ~

治療が必要な方・ 喫煙常習者・飲酒常習者は、ご利用頂けません。プレゼント利用の際は、守秘義務に同意したものとみなします。お子さんやペットのいる方は、ご家族に協力をお願いしましょう。複数で進めますので、静かな環境づくりにご配慮ください。お申込み後のキャンセルは、一切承りません。参加費が発生します。

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セクシュアリティと聞いて、尻込みしたり、恥ずかしさや罪悪感が自らの中に見つかる方ほど、ここ一番の勇気を今使って、今回のワークショップにいらしてください。今後の人生が、よい方へ変わります。

骨盤が閉じれば、小顔になる。

血液やリンパの循環がよく、新陳代謝もよく、女性ホルモンのバランスがとれていれば、ふかふかおっぱいになって、その時子宮もふかふかしていることは、みなさんご存知かと思います。つまり、子宮や卵巣にトラブルがあれば、おっぱいも冷たく硬くなります。そうやって、自分や奥さんや恋人の健康状態を知ることができます。

月経前の約二週間は、骨盤が開いていき、月経直前にはもっとも開いた状態になります。当然、お尻は左右に広がって、背中はあまり反らなくなり、肩甲骨も左右に開いておっぱいは横に広がり、頭蓋骨も緩んで顔が平面的になります。気持ちも緩みやすく、老廃物もたまりやすく、眠くなりやすい時期です。この時期「骨盤をひらく」が得意な人は、むくみやすいし、太りやすい傾向があります。

月経後は、骨盤がどんどん閉じて、月経スタートから約二週後には、骨盤が一番キュッとしまり、必然的にお尻は上がり、背中はきれいにカーブし、肩甲骨は背中中央に寄り、頭蓋骨も閉まって小顔になります。気持ちもシャキッとして、テキパキ動けます。

この時期「骨盤を閉じる」が得意な人は、生理痛を感じやすく月経前にイライラしやすい傾向があります。ちなみに、骨盤矯正などで無理に骨盤を閉じれば、自然に開きづらくなるので、要注意です。

もしあなたが女性であって、こうしたことを知らないなら、ちょっとまずいです。自分の身体への無関心は、両親との関係に起因し、このテーマを深く持ちます。男性もぜひ理解して知っておきましょう。

奥さん/恋人を大切に思う人や尊重する人は、こうした身体への理解も深いです。そうすると、お互いに変わっていく身体をジャッジするのではなく、慈しみながら愛していけます。どんなに喧嘩をしても、一緒にお風呂に入るおじいちゃんとおばあちゃんは、最高だと思いませんか?

嫉妬は男性ホルモン

嫉妬は女性のものと、思っていませんか?嫉妬するときに、分泌されるホルモンはテストステロン(男性ホルモン)です。「あの人ばっかり、上司に好かれて!」なんて、ジェラってるとき「今、男性ホルモンでまくってるー」と思うと、そんな自分にすぅっと冷め、嫉妬から解放されるかもしれません。

ちなみに「家ではちっとも手伝ってくれないのに、外ではあんなに率先して手伝って!」も、テストステロン出ます。「みんなはデートしてるのに、わたしだけデートする相手がいないー」も、テストステロン出ます。起業家や優秀な経営者は、テストステロンの数値が高い傾向にあるようです。そうなると、ますます「えー!!!」って感じでしょうか?

自分が相手に嫉妬することで「こんなに気になるということは、やっぱり好きなんだわ」と、自作自演で元さやにきれいにおさまるケースもあります。そのメカニズムからいくと、上司に嫉妬していたりすると、その会社をなかなかやめられないでしょう。

テストステロン自体は必要だから分泌されることは、強調しておきます。ただ、毎回苦しんでお祭り騒ぎするのではなく、ひょうひょうと淡々と目標を達成できちゃう人になっていきたいなら、自分にとっての「正しい気持ちよさ」を見極めていく必要はありますし、それは「テストステロンが、バリバリ出ている瞬間じゃない」とはお伝えしておきます。

SもMもない。

生まれついてのSはいないし、生まれついてのMもいません。みなさんがSやMと呼んでいる何かは、後天的にどんな環境や人に適応せざるを得なかったかを、表します。簡単にいいかえるなら、傷です。

例えば、Mだと思われたりご自身で思ってきた方は、弱さを押し付けられると、引き受けて生き延びてきたのでしょう。他に選択肢を見つけられなかったのでしょう。

自己認識や他者評価がSであれMであれ、そうした空っぽな人を飲み込める、自分の空っぽ具合をどうにかしようと、方向転換してください。

恥を喜びと倒錯する裏には、尊厳をうばわれた痛みと尊厳をふみにじられた悲しみしかありません。

剥がれ始める絆創膏

逃げ場がないと、わたしたちはあっさりパンクします。明日も会えたはずの人と、昨日が最後だったとなります。

都市部では特に、私立に通う子供が、激混みの通勤列車を経験します。痴漢が犯罪だという認識のない時代でも、あの時は「ちかん!」と叫んだり、犯人をつかまえ警察までいき学校に遅刻して、自分でも自分を「勇壮だ」と認識していたかもしれません。

沖縄など戦後が遅く訪れた地域は、治安が悪い時期が長く、知られていないだけで、かなりの性犯罪が多発していました。真昼間から露出狂にあうなど、何度もこわい思いをしているうちに、むしろ呆れてしまったかもしれません。ばかばかしいくらいに思い、自分は「淡々としているのだ」と少し離れたところから、自分をみる感覚だったかもしれません。

しかし、こうした「勇壮だ」「淡々としているのだ」といった自己認識は、実は絆創膏です。こうした絆創膏は、心身が健康な方であっても、30代後半から剥がれ始めます。

つまり「実はあのとき、こわかった。すごくこわかった」と、あの時絆創膏の下に留めた恐怖が湧き上がってくるのです。なぜそれをあのとき言えなかったかというと「言ってもとにかくわたしが悪いといわれたから、言わなくなった」「いつもお父さんは大変そうで暗い表情だったから、言えなかった」と、自分に逃げ場がなかったことを、何十年もたってから知ります。

同時に、逃げ場をくれた近所のおばちゃんや担任の先生や叔父や叔母のことを、ありありと思い出し始めるでしょう。

逃げ場は、いのちをつなぎます。いつもなにか逃げ場を用意しておかないと不安なら、逃げ場のない時間をあなたが随分長く生きてきて、でも逃げ場ゼロではなかったからこそ、逃げ場を用意しようと発想できるのではないでしょうか?

うつくしさの数珠つなぎ。

都市圏では、街中に花も緑もあるけれど、それは大自然とはかけ離れたものです。その多くが品種改良した一年しか持たない一年草で、人の都合によって居場所はとりあげられ、そのいのちはおわり、また別の植物が植えられます。

目先だけを見てつくられた都市は、短命のうつくしさを数珠つなぎして、人の都合で固められています。より原種に近い多年草を使えば、派手さはなくとも、毎年うつくしさは増していくのに、自然に任せていけば、都市の緑はもっとうつくしくなるのに、人間にとってだけの目先の都合と欲で、すべてはバランスを失うのです。

人生も同じです。明日明後日、一年後、目先の都合と欲で固めて、うつくしさの数珠つなぎに、息切れしていませんか?もしあなたが、せめて10年後をみて自分の人生をつくるなら、あなたの人生はもっとうつくしくなるのです。毎年うつくしさが増していくのです。

せめて、あなたがあなたの10年後をみて、人生をデザインするなら、あなた自身ももっとうつくしくなっていくのです。うつくしい人生を生きる人は、うつくしい人に見えるからです。

閉経を祝う。

閉経をよく捉えていない女性が多いことに気づきました。例えば、ネィティブ・アメリカンは閉経するとお祝いします。それは単に閉経することで、エネルギーの流れが変わるからです。第三の眼を使いこなしやすくなります。

つまり、これからエネルギーの使い方を変えていく必要があるのです。第三の眼をつかいこなす意識を持ち始める、ただそれだけなのです。

そこを意識しないで、消費される女性像にのっかって、ご自身やパートナーを見ていないでしょうか?そんな風にして、ご自分を傷つけてはいませんか?

あらゆるお祝いは、エネルギーの流れ方が変わる時に、設定されているだけなのです。

女性として自分を愛する。

連日、たくさん歩いてます。

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そしたら、つばめの家族にも、出会いました。だから、今日は家族の話を書きます。

家庭内で、何らかの理由で、お母さんがお父さんからのサポートを得られないと感じ、孤独感を味わっていると、たいてい、お母さんは息子を、息子ではなく、自分の恋人のようにしてしまいます。息子と娘がいる場合、娘に対してと息子に対して、結果的に態度が大きく違ってしまうのです。

あるいは、お母さん自身が、孤独やむなしさを埋めるために、結果的に娘にだけつらく当たったり、お手伝いのようなもっともらしい理由の下、利用してしまうことがあります。本当は、お母さんは娘にとって「女性として自分を愛する」お手本です。娘は、お母さんを真似しながら、女性として自分を愛していきます。

それがない場合、お母さんから娘は、「だんなさんから、愛されようとし続ける寂しさ・孤独感」「(なにかしらの)恥という感覚の上で成り立つ自分」の方を、お母さんから継承します。意図的にするお母さんは、まずいないでしょうが、このような形で、記憶は連鎖していってしまいます。

そうすると、どこかで「男性に愛されることで、女性として満たされるのだ」と、娘は思うようになります。男性によって補われているので、男性がいなくなると、松葉杖がなくなった感覚ですから、パニックになります。「男性に愛されるように」がんばることが、幸せになることだと、思い込みます。

「だんなさんに振り向いてもらえるように」と、必死だったお母さんの記憶を続けていくのです。娘さんにとって、お母さんは、無防備に接することのできる女性ではなかったという表し方もできます。無防備に接すると傷つけられたので、女性である自分を無防備に女性の前に開く経験がないまま、育っていくのです。

今、上のお母さんにあたる方も、娘さんにあたる方も、回復を望むなら、身の回りに、無防備に接することのできる、屈託なく話せる女性の友達をみつけてくださいね。無防備でいられるコミュニティに、自分のペースでいくつも属して、自分を積極的に癒していってください。

女性として自分を愛せていない人は、たいてい、卵巣や子宮周りに病を抱えたり、ひどい月経痛を経験しているなど、身体が教えてくれています。心が抱えきれなくなった痛みを、身体が抱えてくれているのです。(したがって、これは身体の声ではなく、心の声です)

上に書いたことは、すこやかにリーダーシップを発揮していく上で、みなさんが思う以上に、ずっと大切な点です

Gender Gap

毎年発表されている、World Economic Forum(世界経済フォーラム)による、2012年の” The Global Gender Gap Report”を、拝見しました。一般に男女格差を表すリポートと、受け止められています。

Gender Gap指数を、ランキングであらわしており、対象となった135か国の内、日本は101位です。上位ほど、Gapが少ないことをあらわしています。指数を算出するためのデータは、国際労働機関、国連開発計画、世界保健機関などから、ひっぱり、4分野のGender Gapを測定しています。

1.Economic Participation and Opportunity ★
2.Educational Attainment
3.Health and Survival
4.Political Empowerment ★

★は、日本のスコアが、圧倒的に低い分野です。

トップ10は、1位アイスランド、2位フィンランド、3位ノルウェー、4位スウェーデン、5位アイルランド 6位ニュージーランド 7位デンマーク、8位フィリピン、9位ニカラグア(2011年は27位)、10位スイスです。ドイツ13位、アメリカ22位、フランス57位、中国69位、イタリア80位、インド106位、・・・と続きます。

あなたは、このことを、どんな風に「自分事」として、見てみたいですか?

ちなみに、NHKでは、4月からBSで「おとうさんといっしょ」を、始めるそうです。「おかあさんといっしょ」を対象年齢2-4才、「おとうさんといっしょ」は対象年齢3-6才と、位置づけたようです。