読み書きが少しでも困難だと感じる方は、こちらのリストも参考にされて下さい。
“Les Miserables”の”I dreamed a dream” という曲に、”The world was a song. And the song was exciting” という歌詞があります。世界はまるで、心躍らせる歌のようだったと思えるこの感覚こそが、本来、子供時代に経験されるべき感覚です。子供時代は”When hope was high and life worth living”であるべきです。
でも、時を過ぎて、生き抜くことに精一杯になり、気付けば”Then it all went wrong”なのです。大人になって、ある日ハッとすると時は過ぎて、すべては狂ってしまってます。
あなたの属していた家族やそれに準ずるコミュニティの機能不全の度合いが高いほど、周りにいた大人によって”As they tear your hope apart. As they turn your dream to shame” という経験をしていきます。恥と化した夢を足元に踏みつけ、打ち砕かれた希望の中で這い上がって、お金も地位も名誉も手にして、その先に目指すのは、もう真実を生きることだけになります。
そこへ踏み出してみて知るのです。”There are storms we cannot weather, I had a dream my life would be. So different from this hell I’m living” 実は自分のいた場所は地獄で、あの時夢見た描いた世界とは恐ろしく違い、何とかやり過ごして耐えることなどできない嵐の中に、自分がずっといたと直面します。
「世界はまるで、心躍らせる歌だった」そう思えるときがなかったのなら、あなたは機能不全家族で育っています。今から、希望がむせかえる日々を、あなたも手にできます。まだ、間に合います。
初出:2017年8月5日