本当に自分にとって大事なチャレンジをしていると、それは周りを励ます影響を生みます。自分としては、震えるバンビのようでいっぱいいっぱいで、周りを励まそうなんて微塵も思っていませんが、そんな姿に周りは勇気をもらい、あなたに感謝します。
生まれたての子鹿のようにぷるぷる震える感覚で、「助けて」という時、リーダーシップを発揮しようなんていう意思は、微塵もないでしょう。でもその結果、あなたから勇気をもらった周りの人が動きます。リーダーシップを簡単にいいかえると、人を動かすということですね。
だから、しばしばみなさんはバンビになっている時、自分で気づかない内に、リーダーシップを発揮しています。「ちゃんとしなきゃ」「強くみせよう」なんて思う時、たいていの人はリーダーシップは発揮していません。なぜなら、その根っこに「自分にとって本当に大事なチャレンジだ」という感覚はないからです。
自分にとって本当に大事なチャレンジをしていけば、必ずあなたのリーダーシップは伸びていきます。そしてその様子はしばしば、震える生まれたてのバンビであると、心に留めてみてください。
初出:2015年12月5日