こんな絵本がでていたんですね。

H. W. Longfellow の The Arrow and the Song という詩を、ご紹介します。信頼という感覚を、受け取って頂けると思います。

I shot an arrow into the air,
私は大空に矢を放った
It fell to earth, I knew not where;
矢は私の見知らぬ大地に落ちた
For, so swiftly it flew, the sight
飛び去る矢は余りにも早く
Could not follow it in its flight.
その行方を追うことはできなかった

I breathed a song into the air.
私は大空に向かって歌を唱った
It fell to earth I knew not where:
歌は私の知らぬ大地に消えた
For who has sight so keen and strong,
その歌を追うことができるほど敏感で強力な視力を
That it can follow the flight of song?
持つ人はいなかった

Long, long afterward, in an oak
幾多の歳月が流れ去り
I found the arrow, still unbroke;
一本の樫の木に、折れずにささっている矢を見つけた

And the song, from beginning to end,
そして、私のあの歌が
I found again in the heart of a friend.
何も変わらずそのまま、友の心に宿っていたのを知った

信頼は「自分の中心」と「世界の中心」が、重なった瞬間とも、描写できるかもしれません。

初出：2014/01/24【 清 ら か に 】
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