傷ついた側が守るべきマナー。

この時期でもまだ売っていた、やっぱり久しぶりに頂いたこの酒粕も、おいしかったです。

傷ついた側は「傷つけた側より、道徳的に勝っている」と感じ、優越感を覚えるようです。つまり、被害者は加害者より道徳的に勝っていると感じ、その点から優位に立とうとするようです。だから「謝罪や申し出を拒絶して当然」という態度もとるようです。

傷つけた側は、永遠に何かを傷つけ続ける人でしょうか?そういうこともあっただけでしょうか?「傷ついた」という部分を拡張し、相手のすべてとして見てはいないでしょうか?そこに、傷つけた側の尊厳がまもられるスペースはありますか?

「罪を憎んで人を憎まず」という言葉があります。傷ついた側にも、守るべきマナーはあるでしょう。

初出:2016年3月13日