初めてヨーゼフ・ボイスの作品を鑑賞したのですが、そういえば、あまりドイツのアートを見てこなかったことに気づきました。
1月7日時点で、京都では、早咲きの桜が2か月も早く開花し始め、河原の蓬もふさふさ生えて、四月の河原の様相でした。梅は香り、遠くの木々は新芽を吹いて、淡い黄緑をぼんやり呈していました。バラも咲き続けて、どんどんつぼみが膨らみ、ほころんでいました。
一方、枯れ葉がついたままの樹木も多く、きたない色に変わり、落ちることすらできなかった紅葉など、悲鳴を上げているようでした。その後、急な寒波で遠くの木々は茶色く見えます。出たばかりの新芽は枯れてしまったようです。
すべてが底を打っていないから、すべてから底力が失われていく時代になりました。わたしたち自身も例外ではなく、そうなりつつあります。みなさんは、こんな時代を、わたしたちが招いた事実を、どうお考えでしょうか?
この週末は「沖縄や台湾でも雪が降るかも」という大寒波です。広く西日本のみなさんは、水道管凍結・ヒートショック・大雪による雪かきスコップ売り切れ等も考慮し、遅くとも今夕までに準備を終えましょう。
初出:2016年1月23日