夢中になることの本質

「人に影響されたくないんです!」と主張しながら、感動を求めるのは、大きく矛盾しています。

例えば、みなさんのご家族で、何かに夢中になっている人はいますか?もしそこで、誰かが何かに夢中になるあまり、周りの家族がさびしい思いをしているなら、残念ですが、その人はその夢中になっているものの本質と、出会えていません。

その人が、本当に夢中になっている対象の本質と出会えているなら、周りの人はその人とつながっている感覚の中に在れるものです。

ちなみに、例えば起業したてのパートナーが、家族よりも仕事に精を出し、家族を顧みないと感じる場合には、夫婦間の関係は破たんしています。家族の問題ではなく、パートナーシップの問題です。

初出:2016年1月6日