食事やいのちと、能動的に関係を結ぶ

家計簿は、日露戦争の頃、初めて女性誌に登場したそうです。

Genetically Modified Food(遺伝子組み換え食品)を、わたしたちは、既にだいぶ口にしています・・・こんな表示がない限り。

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以下は「原料の栽培、収穫、運搬まで非有機原料が混入しないように厳格に管理し、日本農林規格の厳しいオーガニック基準にそって、化学合成農薬、化学肥料、化学薬品及び合成添加物の使用がないと認められた 天然醸造醤油」ですが、Genetically Modified Food(遺伝子組み換え食品)である可能性は、十二分にあるわけです。

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なぜなら、遺伝子組み換えされているものは、圧倒的に、とうもろこし・大豆・じゃがいも・砂糖・菜種・パパイヤです。例えば、とうもろこしは、サプリメントのカプセルなどに、使われています。昨年、沖縄では、遺伝子組み換えしたパパイヤが自生しているのが見つかり、伐採されていました。

遺伝子組み換え作物をつくっている国は、こんな感じです。つくってもほとんど輸出用という国もあります。日本は輸入大国の方だそうです。

World_map_GMO_production_2005引用元

こういうことを知らなかったなら、あなたは内向きだったのです。能動的に、食やいのちと向き合っていないのです。以下も、能動的に動いて、初めて知る事実の一つでしょう。

「北薩摩の豊かな海で、クエン酸処理をせずに、大切に育てられた、海苔」「小麦粉(ポストハーベスト)の心配がない国内産小麦粉、砂糖(ビート糖)、食塩(天日塩)、植物油脂(圧搾法一番搾りのべに花油、パーム油)を使用しております。」

画像をクリックすると、拡大しますので、あとはそちらでご覧ください。

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食事やいのちと、能動的に関係を結んでいきたい人には、以下の本をすすめています。

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「たとえば、魚の塩からい干物と、古い沢庵漬けと糠漬け物とは、米麦の主食を少なく、魚や野菜の副食を多く食べる雑食人種には、その人がよく運動しても、不消化物となって吸収しにくいものである。ところが、同じものを、主食を多く、魚や野菜の副食を少なく摂る正食人種が食べた場合には、その人があまり運動しなくても、消化が速く、よく吸収するものである。また、田舎から都会に出てきて次第に甘好きになった学生には、不消化物となって吸収しないが、ずっと田舎に住んでいて塩からいものの好きな青年には消化しやすく、よく吸収する。

また、数の子、ごまめのおせち(人参、ごぼう、こんにゃく、昆布、ごまめなどの煮しめ)などの料理は、雑煮餅や、ぼた餅、あるいは団子のようなものを多く食べる人には、よく消化されるが、餅類を好まない人には、不消化で吸収されにくいということがある。また、これは身体の外での現象ではあるが、料理における食品の取り合わせによって、軟らかくなるかどうかを観察すれば、体内での消化吸収の良し悪しについても推定することができる。

たとえば、
昆布を煮るとき、小豆または大豆を入れると早く軟らかくなり、
古沢庵を軟らかくするには、大豆または豌豆(えんどう)を入れて煮ると早く、
タコを煮るのに、里芋あるいは栗または大根などをいっしょに入れると、いわゆる芋蛸(いもだこ)のような料理となり、
肉類を煮るのに、こんにゃく・ごぼう・大根・ねぎ・かぶのような野菜を混ぜ、なお速く軟らかくしようと思えば、これに大豆を入れて薩摩(さつま)汁のようにすると、その肉は非常に軟らかく、しかも風味も良く、真に消化吸収しやすいものとなる。
ところが、次のような料理は、海に近い土地の都会の人で、運動の少ない美食家や熱性の病人には消化吸収しにくいものである。」

引用元:『食医石塚左玄の食べもの健康法』の36ページと37ページ。

既に、何事にも能動的で自律的でないと、いのちをまもれない時代です。

《おまけ》
さらに、遺伝子組み換え食品について知りたい方は、こちらこちらを足がかりにされては、いかがでしょう?

初出:2013年8月23日