「同じくらい不幸なままでいます」

1月29日に、ポッドキャスト「いつものしあわせ」を更新しました。

違和感に蓋をするのは「その集団に所属していたい」という、幼さに先導されているからです。集団とは、家族や部署や会社や地域や業界や国や民族です。

「一緒に苦しんでいます」「同じくらい不幸なままでいます」と、自らへの尊重のない世界を生きます。そして、根底には実は「自分さえ良ければいい」という思いがあります。所属先の集団の発展に、貢献していないからです。

違和感をみると、苦しみや惨めさや痛みで、所属先の集団とつながれなくなります。惨めでいることで、罪悪感を感じずにすむ人にとっては、罪悪感の嵐が待っています。それでも、エゴを超え、所属先のグループの発展に貢献しようという、大きな愛があるとき、わたしたちはあまりに小さい孤独への恐れを、やすやすと乗り越えていきます。大人の振る舞いです。