「もやし」という言葉は「萌える」からきたそうです。
わたしのところに来れば、心配や悩みから解放されると、もう来ただけで安心してしまう人がいます。わたしを特別視し、切り離すのです。これは、信頼ではありません。その人が見ているのは、わたしやコーチングではなく、内なるイメージだからです。また、同時に二つのことを叶えようとする人もいます。「秘密を隠しながら、秘密を暴いてほしい、そしたら楽になるけど、でも見なかったことにしてほしい」といった具合です。育った環境を反映しています。
これらはすべて、小さい子供の振る舞いそのものです。親に「まもられたい」という願いを、そのまま持ってくるのです。強く言えば「まもってくれるでしょ」と脅し、支配に持ち込もうとしていま。ご自身のイメージの中では、ご自身は小さな子供でしょうが、客観的事実として、あなたは十分に大人だからです。
特に、対異性との関係で、小さな男の子/女の子としての振る舞いが、ご自身にとって「女性/男性との間ではこう振る舞うと、受け入れてもらえるんだ」と俗に言う成功体験として記憶されている場合、異性に対し上記のような振舞いを繰り返しやすいでしょう。そして、そんな自分を純粋であると、錯覚しているでしょう。
あなたが子供でいていいのは、ただひとつ、あなたのお母さんの前、そしてお父さんの前、それだけです。そして、それは、わがままを言っていいのは親だけ、という意味ではありません。子供であると都合のいい日本文化ですが、せめて亡くなる前には、実年齢に追いついてください。次世代への負担を減らせます。
初出: 2017年8月27日