12月がたった2日で終わった年。

昨年初めて手作りした、柿酢を使い始めました。市販のものよりまろやかです。

過去に「12月がたった2日で終わった年」があることを、ご存知ですか?明治維新の頃、西洋歴の採用が公布され、突如「12月3日が元旦です」と公布された日が旧暦の12月1日で、結果的に12月がたった2日で終わり、正月を迎えることになった年があったそうなんです。

「いよいよ師走だね」と話していたら、「いえいえ、実は明日が大晦日ですよ」と言われるわけですから、すごい展開ですね。今よりずっとお正月の準備に時間をかけていた時代ですから、どれだけてんやわんやだったろうかと思います。明治維新の頃の時代の切り替え方が、いかに動きの大きなものであったか、想像するにクラクラしそうですが、わたしたちのご先祖様は、そこをくぐりぬけてきたんですね。

もしもここで、自然と「ご先祖様すごいなぁ」と尊敬の念が湧いたり、感謝の気持ちが溢れてきた方は、ご自分のためにここで数分、時間をとってみてくださいね。背中にご先祖様を感じながら、ご自分の背中をぐぅっと感じながら、尊敬や感謝の思いを背中に送り込むように感じていきましょう。

つながりって、そうやって感じていくものだし、家系のもつれを解いていく中から、あなたのリーダーシップを発揮するフィールドがぐぐっとたちあがってくることも、よくあります。

初出:2014年6月11日