先日、オーストラリア某所に荷物を送った足で、通りがかった店に吸い寄せられるように入ったら、そこはコーヒーショップでした。そして、店員さんがまさにそのオーストラリア某所に、この間まで留学していた方でした。
そのままコーヒーを頂くことにしたら、トマトの香りのコーヒーがあったんです。豆の状態だと青いトマト、挽くと熟したトマトの香りになるとのことでした。実際に、カップに鼻を近づければ、まごうことなきトマトの匂いで、嬉しくなりました。コーヒーは説明通り、とろみがありながら最後はスッキリし、トマトの後味のスッキリ感に似ていました。小学生時代、誕生日プレゼントに、トマトジュースを要望したわたし(今も有効)に、うってつけのコーヒーでした。
珈琲は、ワインよりずっと香りの種類が豊富だそうです。香りがチョコレートやベリー類や苔などに例えられることは知っていましたが、野菜に例えられる香りもあったんですね!お店の雰囲気も、インターナショナルゆえに気楽でした。京都駅からすぐですので、京都駅にお越しの際は、よかったらお立ち寄り下さい。英気を養ったある日の一部を切り取って、お伝えしてみました。
初出::2016年12月13日