「好印象を与えれば大切にされる」と必死になることを「頑張って生きてる」や「心を大切にしている」と捉えて、誰の人生を生きているのかわからなくなっていませんか?
そうやって、自分じゃない何者かになろうとして身につけた、仕事やライフスタイルや恋人や休日の過ごし方を失っても、あなた自身は損なわれません。失ったのは、そもそもあなた自身でないものだからです。
今の社会に溢れる「呼吸を乱し、目を開きっぱなしにする」仕組みに、「阿り流される」ことを「ノリがいい」とプラスに評価しあう、その評価システム自体をあなたも「つながり」と捉えてきたなら、その「つながり」はお子様をすべて失っても、あなたは何も損ないません。
それどころか、傷つけあい自分を見失う土台を、ようやく手放せます。あなたは、不要なものに、膨大な維持費をかけていました。
初出:2018年12月21日