やがて「排除」に変わる

これはちょっと、涙する人もいるかもしれませんね。

流されない人は、嫌なものは嫌だとはっきり言います。嫌なものを受け入れたフリをして、自分にストレスをかけると言う「癒えない」方へ、自分をぐいぐい押し続けることはしません。

嫌なものを嫌だと表し続けるには、しっかり自分の感情や感覚を感じ続ける必要があります。社会に属したり、人と対話し続けるには、嫌なものを嫌だと言う必要があります。言えないと、やがてそれは「排除」に形を変えます。

自分に正直に、自分なりに距離をとりながら、周りと調和を生んでいくために、嫌なものを嫌だという態度は、尊重すべきを尊重する仕事上の姿勢を形成します。周りから「あの人は気持ちが良い」と仕事上で評価される人は、まずはじめに嫌なものは嫌だと言っています。

初出:2019年1月22日