意識と無意識は、どちらが強ければいいと言うものではなく、あくまでも統合が要です。
わたしには空中収納があっています。しまうと長期休暇に入る感し、下に置くとスタンバイ中で休息していない感じがするので、働きものの物達が束の間の休息をとる場所として、空中収納はピッタリだと、感じています。階段の踊り場のような、縁側のようないい受け皿になってくれている感じがしています。
この間、家事の分担について、クライアントさんとお話しました(掲載許可済み)。パートナーと二人暮らしだと、家で働いている人が家事も多くする流れになりがちで、悶々とされていたそうです。そこで「自分が担当する/パートナーも参加する/パートナーが担当する/外注する」と分けることを提案しました。
「パートナーも参加する」があると、受け皿になります。これが「二人で担当する」だと「疲れて帰ってきているのに、やらないといけないの?」「当番だったのにすっぽかしたでしょ?」と、新たな不満をうみそうですが、「パートナーも参加する」だと「参加する時もある」緩さが出るので、自発的に引き受けやすくなります。結果的に、パートナーの参加率も上がり、全体としてこの方が流れが良くなります。受け皿があると、そこで伸び縮みできるので、ホッとできて、二人でいる居心地も良くなるでしょう。
初出:2015年6月1日