飲めなくても楽しい、蒸留所

戦時下ということ。

友人にすすめられ、JR山崎駅から、徒歩10分のサントリー山崎蒸留所に、行ってみました。駅は京都ですが、この蒸留所の住所は大阪と、ちょっと面白いんです。桂川、宇治川、木津川と、川が三つあつまり、濃霧の発生しやすいエリアです。この土地の水は、名水100選に、選ばれています。

さて、サントリー山崎蒸留所では、何種類かガイドツアーを行っていますが、あっという間に埋まってしまう、人気ぶりでした。1時間のガイドツアーですが、想像以上に面白く、また来たいと思いました。

・ シングルモルトとは、一つの蒸留所で作ったウィスキーを組み合わせたもの。
・ 蒸留室は、英語ではStill House という。
・ 蒸留器の形は、銘柄によって、違う。
・ お酒の行程によって、まったく香りがかわる。
・ ウィスキーに、賞味期限はない。
・ この土地の水で、水割りにすると、他の水での水割りと、格段に違うおいしさ。
・ 樽につかう、木の種類により、ウィスキーの香りはかわる。
・ 蒸留所の場所により、海沿いなら潮の香り、森の中なら木の香りが、つく。
・ 樽にミズナラ(日本)をつかうと、お香のような香りがつく。
・ ブレンダーは、多い日は、一日に400種類も試飲する。
・  おいしいハイボールは、ウィスキー1:ソーダ3

お酒をまったく飲めない方でも、楽しめると思います!飲める方にとっては、3杯以上飲ませてもらえるし、ティスティングカウンターもあるので、天国かもしれません(笑)。ちなみに、サントリーは、お隣の長岡京駅にある、ビール工場の見学ツアーも、しています。ぜひ、京都観光の選択肢に、加えてみてください!

初出:: 2011年12月12日