分析にいそしむ人は、分析対象や範囲に限らず、圧倒的な盲点があります。分析する人は、1+2+7は10で、3+1+6も10だと思っています。ところが、実際は部分の総和は、その有機的なつながりにより、分析的に予想された全体を凌駕します。
どう在る/何を言う/何をするが、一致したとき、それは11にも12にも20にもなります。ところが、分析を生きる人は、言うこととやることが一致してみえるよう演出し、5しか力を発揮できなかったりします。
あなたが力を発揮し切れていないと感じるなら、たくさんの人の目にとまるようにしたり、イメージ戦略を強化するより、最短であなたの力を発揮しきる方法があります。それは、どう在り何を言い何をするかという三つを、一致させることです。
初出:2016年9月14日