あなたが誰かを「ゆるせない」とき、そこには「相手に求める」欲望がでんと居座っています。「~してくれたっていいじゃない?」「なんでわたしが謝らないといけないの?」とイライラするのは、「相手に求める」欲ゆえです。
例えば、家事をするときは「無心にさせてもらって、ありがたいな」と、しみじみする気持ちで行いましょう。「やってあげている」「自分ばっかり」、こんな気持ちの下には、やはり「相手に求める」欲望があります。
「相手に求める」生き方をしている方は、ご自身で人生の目的を設定されていません。「相手に求める」自分の生き方を、正当化するためです。このような生き方は、開運を遠ざける生き方です。今一度、ご自身を振り返って、人生の目的を設定される機会が訪れています。
初出:2015年10月29日