したいのにできないことがあるなら、自分の能力や性質だと思うものを責めることから、すっと離れてみませんか?意識でそれを望んでも、そこに逆らう無意識からの語りかけがあるからです。(それに、意識はほぼ古細菌です)
一呼吸おいて、無意識からの語りかけを確かめる余裕を、持ってみませんか?あなたの無意識は、本当にあなたをつまづかせようとして、意識に逆らうのでしょうか?あなたの邪魔をたくらむようなことが、本当にありうるのでしょうか?
意識で捉えられないだけで、実は、その無意識が、結局のところ何かとても重要なことをなそうとしているかもしれないと、思いを巡らせてみると、どうでしょうか?
無意識を敵とみなす「~したい」という意識の方が、浅はかだったなんてことが、実によくあるのかもしれません。
初出:2021年1月15日