メルマガ読んでくださっている方は「あぁ、あれね!」とおわかりいただけると思いますが、先日、ついにオーガニック・マーケット(小規模)に行けました!
大きくなってジャッジまみれになると、楽しみにも、大きい/小さいが生まれます。損得から入るからこそ、計算間違いが起きて、大きな楽しみに小さな喜びを見出しては「もっと人に喜ばせてもらおう」と、つんのめります。
しかし、子供には楽しみに大きい小さいもありません。それがわたしたちのデフォルトてす。雨の降り方ひとつひとつが楽しいし、空の変化は面白く、それはキャラクターに会える遊園地に行くことと違う趣きだと知っています。
ところが、大人は子供の興奮する姿に「やはりキャラクターに会える遊園地の方が、大きな楽しみなのだ」と勘違いします。単に神経が興奮し、傷つきやすい状態を、大きな楽しみを与えた自分への評価と見ます。
子供の方がじんわり広がる喜びを知っていて、自分で探索するワクワクに従っているのに、それらを奪い、刺激だけを与えて飼い慣らし、ジャッジしまくりの自分のミニチュアを作っていく姿は、見るに堪えぬものがあります。
初出:2019年11月2日