香りが長く続く柔軟剤も味の素もコーヒーもお酒もジャンクフードも、全て依存性があります。
味の素がグルタミン酸ナトリウムという興奮性の神経伝達物質を含むと知ったのは、高二の塾の化学の授業でした。それ以来、化学調味料全般をやめています。
依存性のあるものは、正しくない方に「ただいま!」と戻る動きを、その人の中に生みます。傷つくことであっても、そこに戻っていってしまうから、危険です。
上述を含み、暴飲暴食するのは、その一例といえるでしょうか。私たちを傷つける食品添加物が入っていたとしても、依存しているから、繰り返し口にしてしまいます。すると、腸管の粘膜が傷つき、その傷から侵入したグルテンや卵など本来は無害なものが、腸の免疫系を刺激します。そして、アレルギー反応が生じるのが、基本的なアレルギーの仕組みです。
花粉症も同じで、そもそも汚い空気が含む色んな粒子で、私たちの鼻の粘膜などが傷つきます。そこに花粉が入り込むから、アレルギーになります。
傷ついた状態のまま、正しくない方へ「ただいま」と戻る動きが続いていくとき、その人はどうなるでしょう?その状態でその人が表すものは、果たして魅力と呼ぶにふさわしいものでしょうか。
初出:2019年6月1日