肩こりになったことはありますか?なぜ、肩こりになったかをきれいに解明できましたか?つまり、再現性をゼロにする方法を見つけましたか?(肩こりは比喩として、お読みください)
そうでないと、肩こりだけに働きかけて、別の動きを生み出します。その別の動きが、長期的にとんでもない症状を生むこともあります。その症状と直面してなお、それが肩こりへの働きかけが生んだものだと、認識できないでしょう。
肩こりにだけ働きかける手軽さを好むのは、「肩こりのない”いい”身体」になったとジャッジする動きが恒常化しているからです。その頃にはもう別のことに夢中だから、このプロセスすらあまり覚えていないでしょう。失敗を嫌う人は、こんな風にジャッジすることを「考えた」と認識します。
初出:2019年10月9日