ひとりでもふたり、ふたりでもひとり。

「なるほどね〜」と思いました。

一人でいられる能力には、誰かといてもちゃんと一人でくつろげるスペースが自分の中にあることが、含まれます。原則として、小さい時に親と一緒にいながら、ちゃんと一人であった経験が、その力に大きく寄与します。

それはやがて「a) 物理的に一人でも、親密に感じられる誰かを心の中に感じられるから、ひとりぼっちを楽しめる感覚」と「b) 親密な誰かといても、飲み込まれそうだと不安にならず、ちゃんと一人であれる感覚」が育っていきます。

「「a) 物理的に一人でも、親密に感じられる誰かを心の中に感じられるから、ひとりぼっちを楽しめる感覚」があっても、「b) 親密な誰かといても、飲み込まれそうだと不安にならず、ちゃんと一人であれる感覚」が育っていなければ、親密になることを避けるパターンを繰り返し、パートナーシップがうまくいかなかったりします。

「b) 親密な誰かといても、飲み込まれそうだと不安にならず、ちゃんと一人であれる感覚」があっても、「a) 物理的に一人でも、親密に感じられる誰かを心の中に感じられるから、ひとりぼっちを楽しめる感覚」がないと、いつも一緒にいたいと相手にしがみついたりするパターンを繰り返し、パートナーシップがうまくいかなかったりします。

みなさんは、ひとりでいてもふたりでいても、自分を殺さずに、くつろいでいるでしょうか?

初出:2020年11月8日