思いを忘れると、現実は動く。

うちの近所、雉も住んでいたことを、知りました。

「この人をみると、イラッとする」「あの人のことを思うだけで、ムカムカする」「思い出したくもない人がいる」という時、みなさんは相手を「みなさんの思い」というフィルターを通してみています。

「あのイラつかせる人が、退職すればいいのに」「ムカつくから、さっさと異動してほしい」「明日も会うなんて考えられない!」そんな風に思うなら、離れがたい仲になってしまっていますね。

相手への思いを忘れるくらいになった時、現実も動いてくれます。相手にムカつかなくなった途端、異動してしまう実例は、何件か見てきました。あなたの思いを拭って拭って、そちらにひたすら責任を取っていきましょう。思いをそこかしこに置き去りにしない身体づくりも、とても大切です。

思いには、相手のありのままの姿を見えなくするという力も、あります。その時、あなたも迷子です。道を見失わないために、自分の思いは責任を持って回収しましょう。

初出:2016年1月10日