記録がまめな時に、進んでいる。

最近、TVerでこの番組をみています。

確実に一歩一歩前進する人は、自分についての事実を「記録」しています。日記のように気持ち(解釈)をしたため、内にあるなにかを消化するのとは、違います。また、アーティストのように、内にある何かに意思を持たせ(るかのように)、作品(のようなもの)をつくることとも、違います。

かつて朝顔の観察日記で「つるが5センチ伸びた」「双葉が一枚出た」と事実を記録したように、ただただひたすら記録するのです。仮に英語力を伸ばしたいなら英語力について、身体をひらきたいなら身体について、観察できた事実を、たのしく書き留めて足跡を残していきませんか?

後で振り返ると、自分が進んだ気がしていた時ではなく、記録がまめな日にちゃんと進んでいるから、面白いです。進んだ気がするという思い込みに笑いが込み上げるでしょう。

コーチをつけるなど、周りからのフィードバックを受け取る環境を整えている方は、記録がまめな時期に「よく踏ん張りました」といったフィードバックされていることに、気づけるでしょう。進んだ気がしている時は、そうではないでしょう。

どんな人にも盲点があり、盲点からくる思い込みを自覚する度、確実な一歩を重ねていけます。それは、リーダーにとって最低限必要な基盤ではないでしょうか?

初出:2014年1月18日