お母さんをしている方・お父さんをしている方、読んでおくといいでしょう。
考えてもとてもできないような大仕事を、いつもやってくれている偉大な存在こそが、無意識です。「無意識にやってしまった」という表現は、無意識を誤解した発言でしょう。無意識の働きの代表は、心臓など内臓を動かしてくれることです。
もし「無意識にやってしまった」ら、それをした記憶はちゃんと残り、淡々と終えられます。意識で考えると到底無理だと判断せざるを得ないことも、無意識が働いた状態でやればさらっとできて、そこで「できた!」などと大騒ぎはしません。
意識という有限の世界に留まってがんばるより、無意識の無限の世界で一喜一憂してエネルギーを無駄遣いすることすらしなくていい自由な感触を、そっとあなたに贈ります。
初出:2020年8月12日