山火事と汚い空気とハリケーン。

「やっぱり、できな~い」を繰り返しているなら、ぜひ!

少し前に、群馬・栃木で、乾燥を原因とする山火事が起きました。アメリカやオーストラリアのそれは、よく報道されていましたが、湿潤な気候である日本でも、乾燥が目立つようになってきましたね。これらは、すべて人間由来の環境破壊がひきおこした、事象のひとつに過ぎません。

人や物の移動は、環境破壊につながります。ウィルスを連れて来たり、固有生物の絶滅につながるのは、皆さんも認識されているかと思います。しかし、それだけではなく、消費が直接的に、環境破壊につながるというこんな指摘もあります。例えば、中国の大気汚染の1/4~1/3が輸出品の製造に伴うもので、その内の約20%がアメリカ向け製品の製造に関連していることを、研究者が指摘しています。

PM2.5が、北米のハリケーンの増加に影響しているという、科学者の指摘もあります。いずれも、そうした現象をうみださないよう、ただわたしたちが、ライフスタイルを変えればいいだけです。それは、つらいことではなく、しあわせで健康になる方向です。ただ等身大に戻るだけです。

そして、もう少し人間が等身大で生きていた頃の知恵を、みなさんにお伝えすることで、そのサポートになればと思っています。

初出:: 2014年4月22日