やりたいことをする時間がないなら、脳の使い方を変えて、やりたいことをやる時間を生めばいいのです。
どんなに外見を似せても、同じ作業をこなせたても、男女差は歴然とあります。
例えば、虐待やネグレクトを受けると、そこに対応する脳の部位が、選択的に影響を受けます。両親の暴力を何度も目にすると、視覚野に影響が生じるといった具合です。そして、男女間において、脳の部位の感受性が高い時期が、全く異なります。
脳には、海馬という記憶をつかさどる部位がありますが、女性は9歳から10歳に感受性が高いのに対し、男性は、1歳から3歳と7歳だと言われています。
また、仮に同じくらい感受性が高い時期に、同じようにネグレクトや虐待を受けたとして、男性がそこから受けてしまう影響の大きさは、女性の4倍と言われます。女性はエストロゲンにまもられるからだと言う仮説があります。
こんな風に、脳のごく一部に過ぎない海馬を見ても、はっきりと男女差があります。
初出:2019年7月2日