新しいことを始めると、日常が乱れてしまうから、やりたくても迷ってしまうでしょうか?
現実をみなくなってしまったのは、現実をみては自分を責めたり、誰かに責められた感覚がよみがえるからですよね?それはきっと、みなさんの中で、罪悪感や反省という名前がついているだろうと思います。つまり、内省はできていないのです。
内省できないと、応用がききません。簡単にいうと、学習がなされず、反応の蓄積に留まることになります。学習できれば、線の集積がいつか球にもなりますが、反応の蓄積では、点がコレクションされていくに留まります。
だから、現実を見ることができると、それだけで状態を変えることができていきます。現実逃避するあなたは、現実を苦手としているのではなく、罪悪感や反省といったそもそも不要なプロセスを苦手としているだけです。そして、それらは本当に不要です。魚の小骨を吐き出すように、その余分を吐き出して、内省していけると、自分の身体に対しても「癒し」を提供できるようになります。
初出:2020年7月8日