欠点が苦手意識に変わるドラマ。

軍需企業が富を得ています。

わたしたちは、それぞれ自分が欠点を持ちます。二重線を引くようにそこを強調し、欠点が苦手意識に変わる道には、自分で脚本をかいたドラマが潜みます。

仮に、整理整頓に苦手意識を持っていたとしましょう。(発達障害の場合は除きます)「机の上を、仕事ができる人風にしてください」と言われたら、どうしますか?資料をいくつも広げたり、ペン先を露わにしたペンが何本もあるなど、乱れを演出しますか?

実際に仕事ができる人は、仕事中も机の上はきれいです。つまり、乱れを演出したあなたは「整理整頓すると、大した仕事をしていないとバレる」から、整理整頓をしない選択を続けるために「整理整頓が苦手」と自分を位置づけたのです。

裏返せば、整理整頓していないから「自分は大したことをしていない」と無力感を持ち続けられます。整理整頓してしまえば「あれ、こんな仕事もちゃんとしていた」「途中までとはいえ、こんなこともできていた」とハッとして、無力感からは卒業します。

さらに、どんどん見て見ぬ振りが人生から消えます。かつての先延ばし案件を簡単に終える自分に自信を持てるようになり、自分を盛ったり嘯かなくなるため、周りからも愛されるようになります。

「これが苦手だから!」と強調して大騒ぎしてドラマに仕立てあげ、そのドラマこそが自分をあらわすタグや特徴だと思い「タグや特徴があるから、やっと人とつながれて愛される」ひとり大河ドラマは、一切不要です。

初出:2019年4月4日