前に進めないのは、自分を恥じているから。

無加温のビニールハウスで、ほうれん草を育てると、そのまま凍ったりして生き延びて、よりおいしくなるそうで、その工夫に感嘆しました。

昨日の続きです。

それでは、わたしたちを後ろへ引っ張る感情は何でしょう?ひとつは、恐怖です。生存のためのブレーキですから、必要です。アクセルだけの車は、こわいです。「引いたり満ちる海が怖い」や「声の大きな男の人が怖い」といったように、恐怖は対象と条件を持っています。

ただ、いつもブレーキがかかっていたら、車は随分早く壊れます。いつもブレーキがかかってる状態にするのは、恥です。悲しんでいるから前に進めないように見えている人の中で、恥が深くブレーキを引いていることがよくあります。自分という存在を恥じているから、前に進めないのです。

実は、酷い経験がトラウマになるかどうかは、その人がどれだけ自分を恥だと感じるよう植え付けられてきたかと、深く関連すると言われます。

初出:2019年8月22日