天体ショーも含め、空を眺めて感じられるあれこれは、すべての人に平等に在るので、大好きです。Native Americanは「大地はおばあちゃん、太陽はおじいちゃん」と言い伝えてきました。朝焼けや夕焼けの豪華絢爛さや雄大さに、その比喩は身体すぅっと落ちます。
京都に来てから冬が大好きになりました。冬の空、冬の山、冬の川がよく見えるからでしょう。虫もよりつかない、鳥かごのような高層マンションから、遠くの山がかすかに見えたり、空を一望できるのとは違います。管理された架空の快適さではなく、大地の匂いが感じられるのは、誰にとってもホッとする瞬間ではないでしょうか?
たくさんの自然がそのままあれるように、動植物がそれぞれのhomeに戻れるように、今月も惜しまず厭わず遠慮せず、行動していきます。
あなたやわたしも含むたくさんの命が、喜びにむせかえる今月が、この地球上に訪れますように。
初出:2014年2月1日