地球が病めば、食べ物の味も落ちる。

観光地に向かう特急のアナウンスや、観光地の宣伝が、駅のホームで再び流れるようになって、街歩きをする人も増え、感染者数が落ち着いている現状を感じています。おはようございます。吉野実岐子です。

人間には、自分に不足している栄養素を察知する機能があって「これ食べたい」と思うものは、大抵その栄養素を吸収するためのものだったりします。

だから、今は昔のように子供の好き嫌いを徹底的に直すような発想が、薄れてますよね。好き嫌いも、大事な情報なのです。

ところが、地球環境がここまで汚れて、野菜や果物や肉や魚が、改良されてあまりにオリジナルからかけ離れれば、当然、そこに含まれる栄養素のバランスも変わってきます。例えば昔に比べ、圧倒的に甘すぎる果物が増えましたよね?

そうなると「これ食べたい」と手に取ったものが、すごくまずかったり、甘すぎたりといったズレが生じます。空気も水も地も劣化して、それらによって育つ者たちが、劣化しないわけがないんです。

そうすると「あれ?これを食べたいと思ったのに、食べたらまずかった」と学んでしまい、次からその食材に手が伸びなくなったりします。そうすると、本当はその食材が豊富に含む栄養素が必要だったのに、いわば迂回する癖がついてしまうのです。

自分の好き嫌いの傾向には、自分がもともと持ち合わせている遺伝子の傾向(例:脂質異常の傾向がある人は、青魚やトマトを好む)が出ていることが多く、とても大切です。例えば「最近トマトがまずくて食べなくなった」だったら、おいしいトマトを探すだけでなく、どんな働きをしてくれるかを知っておくとよさそうです。

こうしたところに踏み込めるかどうか、が皆さんの健康を守るか害するかの分かれ道にあります。