鳴き声で距離を取れる

#わたしも投票します おはようございます。吉野実岐子です。

カラスの鳴き声を20年以上研究した方が、生み出した、カラスと上手に距離を取る方法に胸を打たれたんです。

簡単に言うと、カラスが警戒時に発する声をいくつか組み合わせ、スピーカーで流すことで、決して短期的ではない、人間とカラスが互いに気にならない距離作りをしていけるそうです。

以前、ある梅農家の方が「梅にやたらと虫がつくようになったから、居場所を奪ってしまったのだと思って、雑草を刈るのをやめたら、梅に虫がつかなくなった」と話されていました。もちろん、そこには粘り強い試行錯誤があってようやくという話ではありますが、ちゃんと結果を出されたんです。

私たちが居場所を奪った動物は、私たちの住んでいるエリアまで入って来ざるをえなくなります。ウィルスや菌だって同じかもしれません。

今年に入って、本当に我が家の近所ではカラスが増えました。たまに見かける程度だったのが、毎日何度もその声を聞くようになり、さらにその声の種類も増えました。まずは、上記のような対象にとことん情熱を注いだことでやっと得られた知恵を使わせていただいた上で、奪った居場所を何とか、長期的に着実に返していけないものでしょうか?