Day: 2021-10-23
笑顔が広がりますように
おはようございます。吉野実岐子です。
飲食店の方は、やっと通常営業に戻り、やれやれという感じかもしれません。先日ハッとしたのですが、目が不自由な方は、飲食店の営業時間帯の変更に、思わぬ影響を受けているようなんです。
というのは、目が不自由な方は、音をいわば目印にして歩くわけです。そばやラーメン屋の入り口にある券売機に人がお金を入れる際のチャリンという音や、飲食店の換気扇の音といった生活音に近い音が、その印として選ばれるそうなんです。
ところが、一斉に在宅勤務になると、例えばランチに行く人がいなくなるから、そのチャリンが聞こえなくなります。飲食店も時短で営業したりするから、換気扇の音がする時間帯が変わってしまいます。つまり、今までの印を失ってしまうそうなんです。
私たちの暮らしのリズムが変わると、生活音と呼んで良いような音が当然変わりますが、私は全然気づきませんでした。さらに、そうやって、印を失って困っている人がいることにも、意識が及んでいませんでした。
そして、目は不自由でないけれど、耳が不自由な方の周りにいる方は、やはり透明マスク(フェイスシールドとは違う医療用のもの)をつける、とても助けになるようです。耳が不自由な子供が、唇を読み取る練習や発音の練習をするのは、就学前後のようですが、ちょうどこの二年当たってしまった子供たちは、苦しい思いをしているようです。
どんな人も、楽しくコミュニケーションできると、やっぱり笑顔が咲いていいですよね。上記のようなことをしっていくことで、またひとつそこに近づいていけると思うと、私たち自身も笑顔が増えるのではないでしょうか?