タミフルのように。

生落花生は、カラスも狐も猪も欲しがるそうです。おはようございます。吉野実岐子です。

インフルエンザの治療薬タミフルは、異常行動との関連が疑われたことで、広く知られる薬の一つでしょう。日本には「毒にも薬にもならない」という表現がありますが、毒と薬の境界の危うさを示唆してくれているとも、受け取れるでしょう。

一年前、うちに来てくださっていた配達業者の方には、本当に誠実に仕事をし、心から「ありがとうございます」と言ってくださる方がいました。いわば、しっかりした家庭で育ったのだと思わせる片鱗が、とっさにでる言葉や態度の端々にあらわれていたんです。

ところが、なぜか約半年ほど前から「ありがと〜」になりました。ミュージシャンが、ドームツアーでステージ上からファンに向かって言う、あの感じで言い始めたんです。そしてついに先頃、「〜ます」になりました。コンビニでよく聞くあの感じと、同じになってしまいました。

わたしたちが薬と称されるものを身体に入れる時、それが治療目的でも予防目的でも、タミフルのそれのように精神・神経症状があらわれることが一定程度あります。怒りっぽくなる・攻撃的になる・様々なことが雑になるといった軽い程度であらわれることも、あるようです。

今までと違うプロセスをたどって、さらにその違いが生まれた理由が「緊急」以外にないような場合には、薬が毒のままだったと後で認識を得られることが、あるのかもしれません。そして、信心によって毒が薬になるわけでもないようなので「不安だからこれを信じる」は、結果的に予期できぬほど危険かもしれません。