全部自分でやりたい?

おはようございます。吉野実岐子です。

親が病気を抱えていたり、十分に養えないような貧しさの中にあって育つと「全部自分でやりたい」という傾向が、過剰になってしまうことがあります。自立という価値観を強く持っていたり、独立心旺盛だったりします。

子供だったその人にとって「自分で全部できる」ことが、その人を安全にしてくれるやり方だったのでしょう。だから、大人になった今でも、その人の中では「自分で全部できる」ことが、過剰に高く評価されています。

また、他のやり方を十分に探す可能性は、子供から大人になって増えたのですが、そこも閉ざされたままになってしまっています。子供時代のまま、アップデートされていないのです。他のやり方という別の選択肢が、その人の中では完全に奪われてしまった状態に、あの頃からずっといるんです。

「自分で全部できる」と思わないといけないところまで、とことん追い詰められてきた子供だった自分に、今どんな言葉をかけてあげたいでしょうか?大人になったあなただから見える、あの頃にあった別の選択肢を、あなたからその子に教えてあげることはできますか?