子供時代の逆境

雨宿りに来てくれた雀が、竿の上にいる姿が何とも可愛らしかったんです。おはようございます。吉野実岐子です。

中年以降、身体の病気が、子供時代の逆境に関連しているなんて、皆さん思いもよらないかもしれないです。でも、心臓病・自己免疫疾患・癌などに加え、座骨神経痛のような小さく見える病気も、子供時代の逆境と関連していることが、だんだん分かってきています。

子供時代の逆境は、あなたの思うそれとは違うでしょう。家族同士の中がちょっと悪くてちょっと緊張感のある家だったり、物は買ってもらえても家族のだれもが自分をまもってくれないと感じたり、病気の時に「寝てなさい」と言われてなかなか病院に連れて行ってもらえなかったり、たった1回だけでも両親が喧嘩して互いに暴言を放つのを聞いていたり、洗濯は3日に1回しかしてもらえなかったり、こうしたことがすべて逆境に当たります。より正確に言うと、記憶が抜け落ちていて、一つしか覚えていないようなケースもあるので、こう書いています。「親戚もみんなそうだった」「友達もみんなそうだった」という形で、血縁や地域ぐるみで逆境をつくっていることもあるので、そうした方にも響くよう、上記のように書きました。

いずれも、家族が健全に機能していないことを表し、また健全に機能している家族はほとんど存在しないのが、事実です。みなさんの想像をはるかに超えた相関性をもって、子供時代の困難と成人以降の発病は関連しています。病気と診断されない未病も、そこには含まれます。

「こんな逆境も乗り越えてきたんだ」と自分を奮い立たせてしまう人が多いようですが「そこでこんなに傷ついて痛かったんだ」も、とても大事な情報なのです。