点数が示すのは、勉強法とのマッチング度合い

点数がなかなか上がらないから、落ち込んでしまう事はありませんか? その落ち込みをまた経験したくないから、一生懸命勉強しないことを選んだり、点数なんて気にしないと嘯いて、痛みを隠していませんか?

では、その痛みはどこから来るのでしょうか?実はあなた自身から来ています。あなたは点数が示すのは、あなたの努力だと思っているのです。だから点数がなかなか上がらないと、努力を否定された気持ちになるのです。

では、0点のケースを考えてみましょう。答案か白紙だったケースは除きます。高校生になって、何かの科目で0点をとったとします。あなたはその科目について、今まで何も努力してこなかったのでしょうか? もしそれが数学や物理といった途中経過を書く、つまり途中経過で点数をもらえるものだったとしたらどうでしょうか?

そう、つまり0点は、あなたの努力と点数が無関係であることを示しています。では0点は、何を表すのでしょう?それは、努力をどの方向に向けたかです。

努力の方向性が点数に出るのです。つまり、勉強方法があなたに合っていなければ、0点が叩き出されます。点数が示すのは、あなたのがむしゃら度合いではなく、勉強方法のマッチング度合いなのです。

「なんだそんなことか」と思ったでしょうか?では、もう一つだけ考えてみてください。あなたが、ここまで考え抜けなかったのは、なぜでしょうか?