A part of Winter Hexagon

態度や性格の問題ではない。

おはようございます。吉野実岐子です。 失読症(dyslexia)は他にも「何か書き写すのが苦手」「話すスピードが速くなったり遅くなったりする」「一対多数だと聞き取るのが大変に感じる」「文末を自分で変えて読む」「音が同じ言葉(例:「わ」と「は」)の表記を間違えやすい」「お母さんをおかあしゃんと発音するなど、赤ちゃん言葉のようになってしまう」「あいうえおをあいうおえと読むように、頭の中で語順がシャッフルされてしまう」「句読点を打たずに文章を書く」「文章を飛ばして読んでしまう」といった状態として表れることもあります。 例えば、語尾を変えてよめば、小学校では学習態度や性格の問題にされて、怒られてしまうことがあるでしょう。学校の先生方には、そうでないことを、どうか理解して頂きたいです。それが本人にとって、どれだけの傷となっていくか、もっと理解に励み、そして配慮してください。そして、会議中の真剣な場面で「さっさと」と言いたかったのに「たったと」と言ってしまって、周りから笑いが起きたり白い目で見られるようなこともあるかもしれません。そうではないということを、これを読んだあなたはまず理解しましょう。 また、算数障害(dyscalculia)では「図形の模写がむずかしい」「千百二を1102と、あるいは1mを100cmと、書き換えられない」「一般に簡単とされる計算でも指を使うなどして、頭の中での計算に時間がかかる」「家計簿をつけるのにひどく疲れて、入力だけで終わる」といったあらわれ方をします。失読症のケースもそうですが、疲れるからと甘い物に頼って、今度は血糖値が乱高下する方にいくような展開もあります。 「自分は学習障害かも」と思う方は、自分に合う環境づくり(ペン1本とっても、です)に拘っていくと、少し楽になると思います。先日書いたように、知能が高くても学習障害を持つことはあります。そして「勉強したい」という思いがあったり、その知能の高さから嫉妬にやられてきた(例:いじめの経験など)のなら、ぜひトラウマ治療に年単位で時間とお金をかけてみて下さい。今まで見ることのできなかった世界が、ついに開けるんじゃないかと思うから、こうしてお伝えしています。