Nara Hotel

http://www.narahotel.co.jp/ 初出:2013年7月17日

喪失

おはようございます。吉野実岐子です。 人が亡くなると、お葬式の手配などに、ガンガン背中をけられるようになり、焦らされます。やらなくてはいけない事務作業が、喪失で何も考えられない頭に、たくさん押し寄せるのです。 社会的ニーズに個人的なニーズが踏みつぶされてしまうのです。こういうところへの真心からのサポートが、社会の中にもっと用意されるべきだと思います。起業したい方は、この分野での起業を考えてみて下さい。 だって、実際に亡くなった人とお別れするには、そしてなくなっていなくてもその喪失体験を消化するには、途方もない時間が必要です。それに気づかないほどの刺激を自分に与えている人は、そういうあなたに「弱い」と言うレッテルを貼ってくるかもしれませんが、その表現を敢えて使って表すなら、感覚が麻痺していないあなたの方が強いです。(本質的には「弱い」「強い」といった話ではありません) 子宮促進剤などで生まれることを焦らせる世の中で、さらに亡くなった後のお別れも焦らせるなんて、一体どういう社会でしょうか?あなたのやり方で、お別れして良いに決まっています。とんでもない時間をそこに費やした、そんなあなたは異常ではありません。