現実は厳しいの?

「現実は厳しい」という常套句は、何を意味しているのでしょうか? 単に、その人が妄想の中にいて、未だ妄想の中にいることを表します。

子供はちゃんと現実の中にいるから「昨日と同じ晴れ」と思わずに、目の前にある空や太陽を見て「太陽があんなところにある」と喜んだりしています。

そう「昨日と同じ晴れ」という情報処理が、もうその人を妄想の中に連れて行きます。「昨日と同じ晴れ。またたくさん花粉飛ぶかな?」のようにです。しかし、実際にその人がいる現実では「太陽があんなところにある」が広がっているわけです。

「好きだけど、似合わない」服や靴や髪型やメイクは、あなたが妄想の中にいたことを表してくれて、「好きじゃないけど、似合う服や靴や髪型やメイク」は、あなたを現実に引き戻してくれているのです。「ほら、あなたの良さを今ひきだしたよ。自分の魅力を見て」と、伝えてくれているのです。

でも、妄想の中にいた人は、そんな時こそ「現実は厳しい」と思うわけです。さて、本当に厳しかったのは、妄想の方ではないでしょうか? 明日以降に続きます!

気温で選ぶ、外出時間

どんな名前の羊の毛を使い、どのおばあちゃんが編んだかまでわかるなんて、素敵です。おはようございます。吉野実岐子です。

うねるような激しい気温差が繰り返されていますが、みなさん具合はいかがですか?

体調管理する1つの方法に「本来のこの時期の気温の時だけ、外に出る」があります。仮に、あなたの住んでいる地域で、本来のこの時期の気温が10度前後だとしましょう。

ところが昨日は、最高気温19℃、最低気温2℃でした。今日は、最高気温12℃、最低気温−1℃でした。そして明日は、最高気温3℃、最低気温−5℃です。

この場合、この三日間のうち出かけるのに1番良いのは、今日でしょう。しかし、このうち二日間は、どうしても出かけないといけないなら、昨日の午前9時頃(11℃)と今日の13時頃(10℃)を、外出する時間として選ぶのです。

もちろん事前予約制や待ち合わせなど、外出する時間を選べないこともあります。そういう場合は、なるべく気温の乱高下の中にパターンを見つけ出し、そのパターンに沿って、アポイントメントを入れるようにします。

仮に、上で書いた三日間のパターンが繰り返されているとするなら、なるべく中日にあたる日に約束をとりつけます。また、当日予約を受け付けているところを探しておくのも、助けになるでしょう。

地球が壊れている中で、人間も当然壊れています。そんな中、自分を壊さないようにするには、下りのエスカレーターに乗り、駆け上がり続けるような努力が必要になるでしょう。

身近すぎる「てんかん」

今日はこちらでも触れた「てんかん」が、あまりにも身近な病であることをお伝えします。ちょうど『意識と自己』(アントニオ・ダマシオ著、講談社学術文庫、2018年)のはじめの方に、その具体例が載っていたので、引用します。(kindleで読んだので、ページ数がわかりません)

「突然、話の途中で男性が黙りこくった。顔は動きを失い、口は開いたまま固まり、目は私の背後の壁の一点をうつろに見据えていた。数秒間、彼はぴくりともしなかった。彼の名を呼んでみたが、返事はなかった。それから少し動きはじめ、唇を舐め、目はニ人の間にあるテーブルへと移った。男性はコーヒーカップと小さな金属製の花瓶を見ているようだった。いや、カップを手にしてコーヒーを飲んだのだから、見ていたにちがいなかった。私は繰り返し話しかけてみたが、返事はなかった。彼は花瓶に触れた。私は何が起きているか尋ねてみたが返事はなく、顔にも表情はなかった。彼は私を見ていなかった。そうこうするうちに男性は立ち上がった。この先どうなるかわらかず、私は焦った。彼の名を呼んだが返事はなかった。この状態はいつまでつづく?そう思っていると男性はくるりと向きを変え、ドアに向かってゆっくり歩きだした。私は立ち上がり、もう一度名前を呼んだ。男性は立ち止まり、わたしを見た。顔に少し表情が戻っていた。まごついているようだった。もう一度声をかけると、「なんだい?」と言った。
ほんのつかの間、と言っても長く思えたが、男性は意識障害を起こしていた。神経学的に言えば、彼はまず「欠神発作」を起こし、その後「欠神自動症」を起こした。それらは、脳の機能障害によって引き起こされる癲癇の、さまざまな現れ方のうちの二つである。」

一般に、こうした症状には、周りが気づけないことがほとんどです。「抜けている」のように、キャラにされてしまったりしますが、状況により本人が過度にみえる責任を負わなくてはいけなくなったりします。

他にも、スピリチュアルなことや能力のようにも誤認されている、デジャビュ(例: 初めてだけど見たことがあるような感覚)やジャメビュ(例: いつも通ってるけど初めてのような感覚) なども、てんかんを疑う代表的な症状の一つです。

ご自身や大事な人の安全のため、ご理解いただけましたら、幸いです。

いいイメージを持って欲しい?

みんながイメージ操作する時代だから、ほとんどの人が「どう見られるか」を、まず考えます。フェイスブックでもブログでも、自分の見てくれを気にします。

いいイメージをつくることに成功している人は、まず腹黒いでしょう。何を隠せばいいか、よく知っているということだからです。ねつ造された「隙」はあっても、ほんとうの隙はない人でしょう。

見てくれを気にする人をコントロールするのは、簡単です。低コストです。安く上がります。さて、今のあなたは、見てくれを気にする人でいたいでしょうか、それとも自分を内から支える志を気にしたいでしょうか?

初出::2013年3月23日

【開催報告】オンラインWS「とびきりの2021年」

おはようございます。吉野実岐子です。

もはや一週間のうちに、夏と冬が同居するという、驚愕のお天気の中で、オンラインWS「とびきりの1年」を開催しました。一週間の中にもこんな幅が存在するようになった地球に住んでいると、この時期に、この一年を決めるこのワークショップを受けておくことは、ほんとうに心身を護ってくれる御守りになると思います。きれいな未来を、一緒に用意しましょう!

それでは、頂いた感想をシェアします。

「今の身体は:
○骨盤がしっかり立っている
○背骨の長さがより長くなり、身体の中心に柔軟な太い芯が通ったように感じられる
○肋骨の開きがより柔軟になり、呼吸が深くなった

今の心は:
○静かに深いところから安定している
○より心の視野が広がり、視界がクリアになった

自分の人生に大事なことは:
○自分の内的感覚を持ち続ける
○自分で書いたことを折々で振り返り、具体的に行動していく

とても柔らかく穏やかな時間でした。
これまでの目標のとらえかたと全く違うアプローチで、どんな2021年にしたいかを具体的に組み立てました。組み立てるだけでも自分の心のスペースがどんどん整理されていき、結果として心の中の動線が変わった感じがします。この時期にこのWSを受けることが出来て本当に良かったです。また、これから先、自分がどのように変わっていくのか本当に楽しみです。ありがとうございました。

(女性、44歳、法人営業)」

オンラインWS「とびきりの2021年」開催概要はこちらです。

ピチピチと、もがこう

おはようございます。吉野実岐子です。

気候変動が激しくなるにつれ「都会的な生活をせざるを得ない」方へ、自分の生活が徐々に押しやられてきた感覚を持っています。

例えば、引っ越してきた頃、どの窓からも見える山や畑や水田が本当に美しく、自分が美しさの一部として生きているような感覚を、当たり前に持てました。地球環境がきれいだと、こういうギフトをもらえるのです。何をしていても、身体は(それまでに住んでいたところより)楽だし、だから、気分も素晴らしくよかったのです。

しかし、気象変動が激しくなって、まずは空気が汚くなり、洗濯物や布団を干せる気持ちよさを失い、室内干しの時間が毎年伸びていきました。電気への依存度、すなわち経済への依存度が上がっていくのです。

空気の汚さで、外に見えている山や畑や水田も、本当に汚く映るようになって、自然と顔を上げて、遠くを見ていたのに「映画でも見ようかな」「本でも読もうかな」と、顔を下げ目線を下に置く日が増えました。

また、空気の汚れから、外に植物を置けなくなって、いつしか切り花を買う生活に、戻っていきました。引っ越してきた頃は、顔を上げれば美しさの一部になれるから、切り花は不要だと思えていました。切り花という不自然さを、自然とは呼べません。その植物にあった土地で、その植物が咲いている方が、圧倒的に美しいし、それが自然だからです。

かつて、都会で都会的な暮らしをしていた頃は、その不自然さを「おしゃれ」や「洗練」といった切り口で捻じ曲げて、一時的に自分の気持ちが良くなるところにいたから、自分の意に沿っていませんでした。そのため、すごく苦しくもあったのです。

そんなわけで、最近は獲れたての魚の如く、もがいています。しかし、このもがきが、何事においてもとても大事です。ぜひ、みなさん一緒に、それぞれの場所でもがいて生きて、地球への負担を減らしていきませんか?

変化に尻込みするなら

おはようございます、吉野実岐子です。

今回は梅の木のそばで、録りました。めちゃくちゃな天候の中、変化がこわくなってしまった方もいらっしゃると思います。そして、そこには変化や前進や前向きといったことへの、思い込みも隠れているようなんです。

そこで、そんな風に変化にしり込みしてしまう方に向けて、変化の本質とどうしたらいいかをお伝えしています。地面には、オオイヌノフグリすら咲いていない中、梅が咲くのは異様すぎます。

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頑張らずにただ対応すれば、道がひらける

2月に入ってもまだ、もろみが余っていて、使い方が塩麹と被るので、残った麹は、麹水にしてみました。

麦茶のボトルなどに麹:水を1:5で入れて、冷蔵庫内で保管し、約8時間後に飲み頃となり、最大3日間飲み続けられます。その間、3回は水を足し続けて構わないそうですが、私は関係なく、期間内にどんどん水を足して飲んでみました。

簡単に言うと、見た目はポカリスエット、味は甘酒を薄めた感じです。とにかく水を注ぐだけなので簡単です。水がより美味しくなる感じです。驚いたのは、飲み続けて2日経った日の朝、顔を洗う時に、肌の感触が違ったことです。

そして、3日の期限を過ぎた麹は、ベジブロスで作ったミネストローネに大麦の代わりに入れてみました。そうしたら、麹自体が食べるとほんのり甘く、その優しい甘さは想像以上でした。おいしかったので、今度は、お米を炊く時に入れてみようと思っています。

麹で水キムチを作るレシピもあり、確かに水キムチのあのほんのりとした甘さに共通する甘さが、麹水にはあります。

たくさん歩いた後などに飲むと、水よりごくごく飲めます。水より身体への吸収が良い感じがして、気づけば、ウォーキングの新しいお供になっています。そう「新しいお供を見つけるぞ」と意識的に頑張るんじゃなくて、ただ現実に対応していくと、あなたにとって自然な道が開けるようなんです。

スタンバイが増え、リズミカルには遠く

おはようございます。吉野実岐子です。

今年に入ってからは、強風や急な天候の変化に見舞われることが全国的に増えて、私の住む地域でも、リズムよく、2日に1回歩くような今までできていたことが、機能しなくなりました。

これを、以前の3日に1回に戻したところで、もちろん機能しないので、昨年末ぐらいからは、マンスリーで調整することにしています。ひと月に歩いた時間数・距離で計算した時、ひと月単位では、以前リズムよく歩いていた時と同じ時間数・距離を歩いているようにしました。

今の地球の状態と生活様式を変えない人間社会をみる限り、さらに3ヶ月や半年単位で調整していくことが求められていきそうです。

これはウォーキングだけでなく、洗濯等も同じです。これだけ気温や天候が急に変われば、玄関では冬のコートと春のコートがスタンバイします。また、汚れを落とししまっても、結局また次の日に使うことになったりして、レインシューズ・スノーシューズ・冬のブーツ・フラットシューズが、すぐ出番待ちとなって、玄関が少々狭くなります。

前日の予報と当日の実際が大きくずれるので、人によって、前日に準備しておくことが、逆に当日の混乱につながるようにもなったかもしれません。当日、今までより早く起きて準備をしなければならないとなると、例えば低血圧の方は少し辛いでしょう。予想を超えてくるでしょうから、シュミレーションはより難しくなるでしょう。これからは、この傾向がだんだん強まってしまうでしょう。

地球環境がより悪化すれば、菌などもよりアンバランスになり、虫なども毒を強めます。今までにはないほどの、大きな変化の幅を、私たちも求められます。そこについていける柔軟性・内省力・創造性を身につけてきた人たちと、偽りの快感に酔ってきた人たちの間では、後者には捉え切れないほどの極端な差がついています。

今年度も、一月上旬の時点で、すでに精神科へリファー済みであることを思う時、皆さんには、本当に現実を直視していただき、そうすると現実に助けてもらえる経験をしていただきたいと願っています。

うつくしい人に囲まれる現実

おはようございます。吉野実岐子です。

そう望まなかったり、自分では葛藤しているつもりでも、無意識を信頼しはじめると、人間関係が大きく変わってきます。

一言で言うと、うつくしい人に囲まれる現実を生きられるようになります。みんなが「あの人美しいよね」と認めるという、品評の意味合いではなくて、あなたがはっとし心を打たれるうつくしい人の意味です。

かけてくる言葉や、時間の使い方や、ふとした時に見せる仕草などが「美しい」と思わず感嘆して、あなたの頭が下がってしまうような人たちに、毎日囲まれて生きていくことができるのです。

その安心と自由は、想像もよらないものでしょう。時を経て、そういう現実を実際に生きる扉は、あなたにもひらかれています。

より創造的になりたくて 2/3

一度に全部入れないで、玉ねぎ→セロリ→茄子→パプリカ→ズッキーニ→トマトなんだ!おはようございます、吉野実岐子です。

動線を整えて空間が増えれば、部屋も自分の脳内も見通せるようになります。そうすると、創造的になりやすいから、あなたは見違えてしまうのです。前回まではこちらです。

ある程度動線を整えて空間が増えたところで、掃除機・布団乾燥機・ゴミ箱・衣装ケース×4・食器棚など、大きなものとさよならしていました。現時点では、困っていません。

そうして、今まではすれ違っていたものと、出会えました。プラスチックゴミの出ない除湿剤と、やっと巡り合えたんです。

また、この数年、プリンターのない生活をしていましたが、昨年から大量に論文を読んでいる中で、やっぱり紙で保管する方が、仕事がしやすかったのです。いちいちコンビニにコピーしに行くのもしんどくなる位、コピーしました。天候が荒れる日も増えてきたので、わざわざこのためだけに出かけなくて済むよう、プリンターには家にいてもらうことにしたんです。そうして、必要最低限の機能を備えたプリンターがやってきました。

また、半紙をふつうの鋏で切ると、切り口がきれいにいかないことがあり、毎年のストレスだったので、これを機に調べてみたんです。半紙用のナイフもありますが、30cm程度あったため、収納を考えて、却下しました。そして、メス刃で半紙を切る書道の先生がいらっしゃると知り、人生初のメス刃にこんにちはです。

そんな風にして、今を変えていくと、過去が変わっていくんです。いつの間にか、過去が美しいものになっていく喜びに、私たちは触れられるようなんです。

混乱が消えた錯覚

おはようございます、吉野実岐子です。

気候がめちゃくちゃになってから、季節や天候に関する雑な会話が、身の回りに増えていないでしょうか?以前なら「梅がほころんできたから、もうすぐ三寒四温で」といった話ができたところを「今日はあったかいからいい」のように、疲れ果てた結果、ジャッジして、混乱が消えたかのような錯覚を生んでいる方を多く見ます。

これは、心身がかなり危険な状態にあることを表しています。もっとひどいと、冬なのに「今日はちょっと涼しいよね~」と言ったり、室内は暑くして冬でもノースリーブで過ごしたりと、完全に自分本位になっていきます。そうそう、今回は、ちょっとした林の中で録音しているので、鳥の声も楽しんでいただけるでしょう。

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「いつもなにかをしながら、なにかをしてしまう」

みなさん、眠る前に、神経を休めていますか?「幾つものことを、同時にできた方がいい」と、思い込んでいませんか?そう思い込んでいる人に会うと、スペインに滞在していた時を、思い出します。あの時、わたしは、ご飯を食べながら話すことが、できなくなってしまったのでした。一度にひとつのことしか、できなくなったのでした。

ホームステイどころか旅行でも、英語が母国語の国に、行ったことがありませんでした。英語だけ使う環境で、アジア人はわたし1人の中、いきなり出会った人達と、寝食を共にする生活に入ります。英語力に限りがあるわたしは、18ヶ国もの「訛」のある英語にまみれ、初日の午後三時、頭が停止しました。

目の前にあるひとつのことに集中することしか、できないのです。みんなは余裕です。英語も流暢です。1人を除き、全員、母国語で話せる相手もいました。わからない英語も、ヨーロッパ圏の言葉が母国語なら、ある程度予測できて、話せなくとも、聞いて理解できたりします。食生活や文化や風習も似ていて、大きなチキンや、甘すぎるスィーツに歓声をあげられます。

そして、わたしはご飯を食べながら、英語で話せなくなりました。その時、ブラジル人Sが、わたしの顔を覗き込みました。母国語を話す相手がいなかった、もう1人です。多様な経験を通し、優しい目を手に入れた彼は「悲しそうだね」と、言いました。

「みんなと仲良くなれる(ほぼ唯一の)時間なのに、わたしは、食べながら話せない。めいっぱいで、目の前のこと、ただひとつにしか、エネルギーを注げない。」わたしは、言いました。そしたら、彼は、こう言ったんです。

「うらやましいよ。きみは、僕の先生だ。ぼくは、いつもなにかをしながら、なにかをしてしまう。瞑想の先生に、言われているんだ。”同時にいくつものことをするのは、止めなさい。一度にひとつのことだけ、しなさい。” 妻の話をききながら仕事のことを考える。取締役会で伝えることを考えながら、ご飯を食べる。それで妻は去った。今、真剣にトレーニング中なんだ。本当に、心底、きみがうらやましい。」

その時、わたしは初めて「いくつものことを、同時にできることが、一度にひとつに集中することより、優れているわけではない」と、心底わかったんです。

それまでも、不器用だったわたしは、基本的にのんびりで、あれもこれも同時にやるのは、楽しくないけれど、「スピードは、速い方がいい」「同時に、いくつもできる方がいい」と受け取っていました。前者には、だいぶ早く気づけたものの、後者は、のんびり屋のわたしらしく、たっぷり時間をつかって、気づけました。

「一度に、目の前のことに、ひとつだけ、集中できる」、この一途さは、「今を生きる」力へと変えていけます。

初出:2012年4月27日

苦手意識があると、ついしてしまっていること。

苦手意識のあるものは、そうでないものに比べ ①作業数を増やしてしまう ②手順を複雑化してしまう となるでしょう。

だからこそ、苦手意識のあるものは、巨大な岩の塊のようになって、すきま時間に少しだけやろうとしたり、机の上を片付ける手間すら惜しいような気がしてしまうのかもしれません。しかし、そんな風に苦手意識の先を追っても、あなたが望んだほうに行かなかったでしょう。

例えば、仮にあなたが数字が苦手だとして、その苦手意識から、レシートを見たとき、ワクワクするよりブルーになり、軽くなるより重くなります。だから、すぐにそれを家計簿につけると言う行動より、その気持ちの重さからいったん離れて、緊張から解放されるために、レシートを一旦しまってしまうのです。そして後日、家計簿に入力しますが、どちらかと言うと気持ちが重いしブルーだから、凄く疲れます。故に、少しやったら終わりにしてしまいます。

こんな風にして、作業の数が多くなっていきます。また、集中力が保たれないため、ミスも増えます。そうすると、確認のための確認が必要になって、手順が複雑になります。

「作業の数が多い×手順が複雑=混乱しやすい」にのっとれば、得意なことだって苦手に転じそうなものです。つまり、苦手意識がより高まる道を、みなさんは選んでいたんです。だから、客観的に見て ①作業数を増やしてしまう ②手順を複雑化してしまう 二点をただ解決しようとしてみましょうか?

そのために、こちらの考え方を導入するんです。

アキレス腱、切れるよ?

おはようございます。吉野実岐子です。

苦手意識があるからと「まだ試していない方法ならうまくいくかも」「新しい環境ならうまくいくかも」と、外へ外へと発想していませんか?

そもそも「まだ試していない方法」「新しい環境」に自分がこれまでいかなかったのは、なぜか考えましたか? 「自分には臆病なところがあるから」「チャレンジ精神がないから」のようにその理由を考えると、また話がずれてしまいます。

あなたが「それを未だ試していない」「新しい環境に行っていない」のは、それがあなたにとって得意な方法でなく、あなたが好きだと思わない環境だったからでしょう。だとしたら、不得意な苦手な方法や環境で、苦手なことにチャレンジしても「苦手×苦手=めちゃくちゃ苦手」になりませんか?

「でもやってみたら、自分に合った方法もあった」「誘われて入ってみたら、いい環境もあった」と思って心が揺れるなら、そもそも自分を知らないことを認めましょう。自分をほぼ全く理解できていません。

自分が何が得意で好きか、現実の自分を知って初めて「苦手なことが減る」「チャレンジも楽しい自分になった」といった、理想の自分に到達できます。自分を知らないままで理想の自分に向かってつま先立ちしても、アキレス腱が切れるだけです。

気持ちで足が滑る

苦手なものをなんとかしようと思う時、得意な人に目を向けていませんか?その前に、やるべきステップがあります。

それは、得意で好きなことをなんとかしているときに、自然としている方法・自然と整えている環境を、まずあなたの苦手なことにもインストールすることです。

多くの方が、気持ちに注目することで、足を踏み外します。「こういう気持ちだったから、こういう方法をとり、こういう環境をととのえた」と考えます。気持ちありきだと考えれば、苦手なことや嫌なことに、情熱や楽しむ姿勢を持ち込むと言う、ハードルの高さを自分に強いることとなり、逆効果です。苦手な嫌なことを、より苦手により嫌になるようにしてしまっています。

そうすると、苦手で嫌だと思っていたことが、実は得意で好きなことに比べて「圧倒的に時間を使っていなかったから、できなくて当たり前だった」という客観的事実に触れられる機会さえ失われます。

すなわち、時間を使えば伸びる可能性が十分にあり、やっていくうちに実はそこそこ楽しくなるようなことが、苦手で嫌だという主観に押し込められてしまっていることが、よくあります。そういう勿体なさすぎることが、あまりにもよくあるんです!

おみくじを引くような毎日

今はまだ、わたしたちは一年の初めにいます。年初にたてた目標は覚えていますか?進み具合や目標達成度はいかがでしょうか?

もう、足を掬われたようになっている方もいれば、そもそも目標を立てるところにたどり着かなかった方もいらっしゃるかもしれません。

お天気も、毎日が出たとこ勝負になってきてきていませんか?私が住む場所では、天気予報自体も2時間ごとにコロコロ変わるから、朝起きて「寝る直前の予報と違い過ぎる!」と驚くことが、当たり前になってきました。強風で夜中に窓を揺さぶられ続け、そのまま朝になる日も、急に増えてきました。

そうした、毎日がおみくじを引くような状態になれば、なおさら「今はまだ一年の初めの時期」である重要性が増します。みなさんは、今年一番大切なことを、1月にやり終えたでしょうか?何が今年一番大切なことか、優先順位がついているでしょうか?

この2月までの間に、一年で一番大切なことを終えたり、それが続く仕組みをつくり終え、さらに着手しはじめると、それがこの一年の自分のアンカーとなってくれます。錨があれば、船は漂流しません。そして、錨があると「思いがけずできたこと」がポロポロ出てくる喜びに恵まれていくんです。

Serenade for String Orchestra in C Major Op.48

On a terrible roller coaster weather day, I felt physically challenged. At that moment, I needed to walk from the nearest station to my house. I thought that I needed some music which would preserve the energy that was still left in me. I do not mean that I pushed myself with music like a military march. It meant that I tried to harmonize myself as if I guarded fire from a strong wind. And I had no music on my iPhone, so I tried to remember some music which helped me before.

One such music was “Serenade for String Orchestra in C Major Op. 48” composed by Peter Ilyich Tchaikovsky. It was used in “Serenade” which is a ballet choreographed by George Balanchine. And I love it, so I knew this music. When I remember this music, I also remember the movements of the ballet dancers and the colorful lighting on the stage, as if I could enjoy the performance now.

After I came home, I started to search in my head to find other such music that had a similar impact on me. And I remembered the “Holberg Suite” which I often listened to last year. And also I remembered “Morning Mood” which is a part of Edvard Grieg’s “Peer Gynt, Op. 23” which was the morning music in my elementary days. When I was in a bad mood, this music washed it away. The music made me recall the schoolyard and a clock which was attached to the front of the elementary school building. All of these musical pieces also helped to create inner harmony.

Last year, I listened to a variety of performances of the “Holberg Suite”. Depending on the musicians and directors, the feelings of the sounds changed from soft linen towels to crisp cotton shirts. We can explore an abundant world through one musical piece. Exposing me to a range of choices made me feel as if I was feeling a nice wind. Its feeling invited me to new senses as if I could be Mary Poppins.

When we can find music which create an inner harmony, we can naturally move forward without having a game face. So when you want to move forward, you need neither carrots which represent rewards nor stick which symbolize stimulation. We just need to live in harmony. And for me, the best music to harmonize in me up until now, has been “Serenade for String Orchestra in C Major Op.48.”

美しさの最上級へ

清いは、いわば美しいの最上級です。美しさを追求し、ファッションアイコンになった方が、随分と難解な「おしゃれ」へと進まれたりしますが、そうした頭の中の快楽を追求する方向でなく、実地をいく美しさです。

実地をいく美しさは、触っても美しいし、匂いを嗅いでも美しいし、耳で聞いても美しいし、目で見ても美しいし、内臓感覚でも美しいのです。つまり、ドーパミン過剰の酔った状態に入る必要がないまま、美しさを受け取れます。

そうした美しいの先に、清いがあります。実際に清さを体験したり、かわいいものより清いものを選び、うつくしい人より清い人と過ごすほど、自然とわたしたちは美しさの最上級を志向してしまうようなんです。

ゴミがくれる安心感

おはようございます、吉野実岐子です。

例えば、博物館にはしばしばゴミが飾ってあります。掘り出された木簡は、当時捨てられたものだったりします。時間が経っただけで、ゴミが宝になってしまうわけです。価値はそうやって、常に変化していきます。

そんな価値が常に変動して当たり前の人間の暮らしの中で、意外と変わらないものもあります。そこは、変化していくための軸になっているとも言えます。

その軸を知るために、空間旅行(ふつうの旅)でなく、時間旅行をしてみると、ちょっと面白い経験ができたり、何より安心する感覚が得られることもあるでしょう。

そんなお話を寒い星空の下でしています。3分間、どうぞ聴いてください!

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より創造的になりたくて 1/3

おはようございます、吉野実岐子です。

一月は、こちらを終えた後で「よりクリエィティブになれるように」という視点から、キッチンを変えていました。マイナスするのではなく、すげ替えるのでもなく、あくまでもプラスしていきます。(こちらは、あくまでも「動線を整え、空間を増やす」ためにやりました。

まずは、手作り醤油を入れていた一升瓶の形のガラス製品を洗うに際し、さすがに底に手が届かないので、グッズが必要になりました。今までは、水筒を洗うことがあっても、すぐ洗っていたし、入れているものがお茶かお湯だったので、そこまで気にしていませんでした。そこで、このさやえんどう状の商品を買ったら、確かにちゃんとあの狭い口からも入ったし、ちゃんと洗えてきれいになったし、比較的楽にびんから取り出すこともできました。そこまで頻繁には使いませんが、形も可愛いからうれしいです。

次に、キッチンカウンターの調理スペースを広げてくれる、この水切りプレートに来てもらいました。この手のものは、畳めるものや網状のものやコーナーに置くものなど、さまざまにあります。結局私が求めるのは、①調理スペースが広がり(つまり、上でカボチャを切れるくらいの耐荷重)②水切り機能があり(つまり、主目的は水切りでない) ③幅は20cm程度が使いやすく ④畳める必要はなく ⑤出しっぱなしでもスッキリみえる でした。たまたまサイズの合うものが見つかって、よかったです。

そして、最後にこちらのハーブペーストです。昨年、メ・ド・プロヴァンスの「ハリッサ」を買って、あまりの使い勝手の良さに二本目に突入していました。一番簡単な使い方は、納豆に入れることでしょう。だから、ちょうどハーブ類が切れたタイミングで、メ・ド・プロヴァンスのものを見てみようと思ったんです。そしたら、焼うどんにちょっと入れても、クリームシチューにちょっと入れてもおいしくて、やっぱりうれしくなりました。

こうして、どんどんとびきりの一年がととのっていくんです!

期限に余韻をもたせる

期限がいつでもいいものについて「期限をうまく決められない」方に提案しているのは、邦楽の音の余韻の感覚です。尺八など邦楽の楽器は、西洋の楽器と違い音をピタッと止めることができません。だから、一緒に演奏するのは難易度が高いと言われています。

「何月何日の何時何分まで」といった期限は、ピタッと感がありませんか?西洋の感じです。もしあなたが日本で生まれ育ったなら、三寒四温のような揺らぎがある中にいるから、このピタッと感に添わせようとすると、少し緊張が高まりやすくなるかもしれません。

だとしたら、自分で期限を動かせるものについては、余韻のある期限を設定していくと、和やかに暮らしやすくなるかもしれません。例えば、今、二十四節気で「立春」です。2月18日19:43:59までは「立春」です。2月18日19:43:59を目指そうとするより、立春の方に意識を置きます。そして「立春の内に、これをここまで終わらせると、なんだかいいな」と思うものを、知っていくのです。

ちなみに、今年の二十四節気はこんな感じです。12か月で1年を見ると、11/12残っている状態ですが、二十四節気だと22/24で割合は同じでも、少し感覚が変わると思います。

雨水 330度 2月18日 19時44分
啓蟄 345度 3月05日 17時54分
春分 0度 3月20日 18時37分
清明 15度 4月04日 22時35分
穀雨 30度 4月20日 5時33分
立夏 45度 5月05日 15時47分
小満 60度 5月21日 4時37分
芒種 75度 6月05日 19時52分
夏至 90度 6月21日 12時32分
小暑 105度 7月07日 6時05分
大暑 120度 7月22日 23時26分
立秋 135度 8月07日 15時54分
処暑 150度 8月23日 6時35分
白露 165度 9月07日 18時53分
秋分 180度 9月23日 4時21分
寒露 195度 10月08日 10時39分
霜降 210度 10月23日 13時51分
立冬 225度 11月07日 13時59分
小雪 240度 11月22日 11時34分
大雪 255度 12月07日 6時57分
冬至 270度 12月22日 0時59分

( 国立天文台暦計算室より引用)

気候がめちゃくちゃですが、二十四節気で見る分には、なんとか辻褄が合っており「確かにこの期間、雪も降っていた」のように実感とあいます。実感とリンクする二十四節気をつかっていくことは、オススメです。日めくりカレンダー気分で「立春があと何日残ってるな~」と思う感覚でやっていくと「期限をうまく決められる」ように、なりやすいかもしれません。

蜜蝋・シアーバター・椿油

同じ時代を生きるありがたさに、じーんとしました。おはようございます。吉野実岐子です。

昨年、オンライン・ワークショップでヴァームをプレゼントする際、色々調べました。結果、わかったのは「蜜蝋・シアーバター・椿油(などのお好みのオイル)」の三点があれば、かなり色々な化粧品を手作りできるということです。

しかも、ただ混ぜるだけ・溶かして固まるのを数分待つだけといった、予想以上の簡便さに驚きました。色のバリエーションに限りはあるため、その限度を受け入れる必要は、もちろんあります。手作りを適用する領域を明確にすればいいだけで、結局人生に「万能」はないため、日々やっている「限度を認識し、受け入れる」ことをすればいいだけです。

そして、火の前で作業するには、ピッタリの気温となり、ちょうど手元のヴァームも切れたので、とうとう数分のお楽しみの時間がやってきました。

ミツロウは髪の束感をうんでくれるから、多めにすればワックス寄りになります。シアーバターは濡れたような質感をうんでくれるから、しっとり落ちつかせるクリームになります。ハンドメイドだと、細かく選べるありがたさが、広がります。季節によって質感を変えたり、ヘアスタイルによってつくりたい形が変わりますが、これでもう思いのままです。

加えて、もうすぐなくなる日焼け止めの作り方についても調べたら、二酸化チタン(SPF度数と直結)と酸化亜鉛は、上記に加えて買い足す必要がありました。また、目指せるSPF度数は20程度のようでした。つまり、ホームメイドで夏の海や山仕様をめざすのは、非現実的なようです。

もうこれで思いのままに、余計な足取りをうまず、どんどんきれいになっていけます。