勝ち負けのない世界

「つい、がんばっちゃう」「こんなことくらいっ!と前に進もうとしてしまう」状態こそ、過剰適応です。

うまくその環境になじめなかったり、目の前に見えているハードルと思われるものを乗り越えられないと、自分を責めるのも過剰適応です。

小さい時にお母さんを助けようとして、自分が1番したいことは、我慢したかもしれません。小さい時お父さんを助けようとして、ちょっと嫌なことも「いいよ!」とにっこり笑ってきたかもしれません。

摂食障害を経験している方は、過剰適応の方が多いようです。だから相手が何か言ったとき「そう言われたんだから、そう思わないといけない」と自分に強いる動きをして、混乱していることも多く見受けます。妙なタイミングで、意識が大騒ぎするバグがあるようなんです。

そこに、不健全な異性との関わりが加わると、性的なことも嫌でも飲み込んで応じてしまったり、DVの流れに入りやすくなります。

「この環境に適応しませんから!」「このハードルそもそも超えたいと思いません」と、堂々とあれることはとても大切です。

それは勝ち負けではなく、単に別の道を行くということです。別の道を行って、そもそも勝ち負けがない世界へ、ハンドルを切っていいのです。そこに広がる美しさこそ、本来のあなたなのです。